さて今日は

 

『最短ルートの回復に必要な

「感情脳」の発達と

「思考のクセ」との関係』

 

起立性調節障害のお子さんが

思考のクセをリセットすると

回復が早くなる

というお話を昨日はしました。

 

 

思考のクセというのは

 

・完璧主義

・「~べき思考」

・人に嫌われてはならない

 

のような思考のこと。

 

起立性調節障害に多い繊細タイプ

お子さんにもこういった

思考のクセがあります。

 

敏感に周囲の期待を感じ取り、

深く物事を処理するので

高い理想像が目に見えてしまいます。

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そしてその理想像に近づくように

努力を惜しみませんが、

だんだんと年齢が上がるにつれて

それに近づくことができなくなり、

自己否定感が高まりますガーン

 

そうすると、

自律神経のバランスを崩したり、

心の病気になったりします。

 

そしてお子さんの思考のクセを

強める要素として

「感情脳」の左右差

ありますネガティブ

 

それは空気を読んだり、

自分や人の気持ちに気づいたり、

好きなことや喜怒哀楽を生み出す

脳のこと。

 

ここに左右差があると、思考のクセは

ますます強まります。

 

なぜなら、

脳は得意な部分を使いたがるから。

 

例えば右脳の感情脳が育っていると

空気を読んだり、

人の期待をキャッチすることばかりに

脳が働き、

 

自分のこと、自分の気持ちを認識する

左脳の機能は働きにくくなりますえーん

 

そうするとますます、

 

人の期待にそって完璧に!

人の言うことは絶対!

 

と思考のクセを強めるのです。

 

ですから繊細タイプの

起立性調節障害のお子さんには

左の感情脳を育てることが必須です。

 

どうしても得意な脳を使いますが、

同時に苦手なほうも少しずつ

伸ばして回路を太くすることができれば

思考のクセを緩めることが

できます。

 

そのために必要なこととして

 

①自信

 

ここはお子さんの

思考のクセを緩めるためには

どうしても大事なステップです。

 

自信をつけ、心に余裕を持たせることで

こだわりがゆるみ、人の意見が脳に

届くようになります合格

 

②感情をフィードバックして、

感情を言語させる

 

感情は大量のインプットを必要とします。

たくさん経験して、五感刺激から

感情を作り出していきます。

 

ですがその過程で大事なのは、

お子さんの感じている感情を

言葉でフィードバックすること。

 

感情は、言葉にして初めて

はっきりと認識されます。

 

ただなんとなく感じるだけでは

感情として認識されにくいんです真顔

 

ですから、お子さんが

感じているであろうことを

お手本を示しながら、

 

「楽しいよね!」

「それって、すっごく

うれしかったでしょ?」

「ああ、今日はすがすがしいお天気で

気持ちがいいね」

「これ、めちゃくちゃおいしいね!」

 

など言語化してあげましょう。

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お子さんの感情の幅が広がれば

自分の気持ちを認識して、

周囲の環境・期待でなく、

自分の気持ちも同時に察知しながら

ふるまうことができます。

 

そうすると

「これくらいでいいか」

「今日は疲れたから、

この辺でやめておこう」

「断られてもいいから

 誘ってみよう!」

柔軟な考えができるようになりますニコニコ

 

ぜひお家で

感情も育てながら

お子さんの思考のクセをリセット

してみてくださいね。

 

これができるのは、

ママだけです!

 

そうすると自律神経への負荷も減り、

ストレスにも早く気づいて対処

できるようになりますウシシ

 

人に振り回されてばかりの生活から

自分らしい生活

シフトチェンジさせてあげましょう!

 

今日はここまでです。

 

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