さて今日は
『繊細さんを追い詰める
「すごい!」「さすが!」のほめ言葉』
についてです。
お子さんを肯定しよう!
そんなことが世間では広く
言われていますが、
繊細タイプのお子さんに
「すごい!」「さすが!」
そんなほめ方をしていませんか?
実はこれ、逆効果なんです。
繊細タイプのお子さんは
生まれながらに不安を感じやすい
お子さんです。
不安が根底にあるので、
すごい!えらい!と過度にほめられると、
嬉しい気持ちよりも
「次もちゃんとしなきゃ」
「次もできるか不安」
と強迫的に受け止めるお子さんがいます。
周囲の人の期待も
「完璧な姿」としてとらえるので、
自分に求められている姿が
非常にレベルの高いものに感じられ、
プレッシャーになっていきます
そして、
「完璧な姿」を目指して頑張りすぎ、
自律神経のバランスを崩したり、
不安を募らせたり、
脳のネガティブな反応を
引き起こすのです。
ですから、繊細タイプの
不安を感じやすいお子さんに
このほめ方は禁物です。
ではどうやったらいいのか…
繊細タイプのお子さんは
「頑張ればできる」のに
自信のないお子さんが多いんです。
それは常に理想の自分と
現実の自分とのギャップに
自己否定感を募らせているから。
そんなお子さんには
是非こんな肯定のテクニックを
使ってほしいと思います。
「実況中継」です。
「起きてきたのね」
「お風呂、上がったのね」
「ごはん、おいしそうに食べたね」
など見たままを言葉にしていきます。
そうすると、
頑張らなくても認めてもらえる、
こちらを見てくれている、
ちゃんとありのままを認めてくれている、
そんな風に感じ、
自信がついてきます
こんな風に
繊細タイプのお子さんは
あからさまにほめるのをやめて、
プレッシャーを感じないやり方で
自信をつけてあげることができます。
ぜひ、繊細タイプのお子さんの
ほめ方を変えて、
お子さんへの負荷をへらし、
自信に変えていきましょう
今日はここまでです。
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