さて今日は
「思考のクセをリセットして、
一歩踏み出した中2男子のストーリー」
についてのお話です。
起立性調節障害の子が
思考のクセを持っていることで
ストレスをためやすいこと、
また、回復してきても
一歩が踏み出せないこと、
はすでにお話ししたと思います。
逆に言うと、
ここにアプローチしていけば、
お子さんの回復を促すことが
できるんです
完璧主義で不安の強かった
中学2年男子S君のストーリー。
中学受験で難関校に合格され、
通いだしたのはいいものの、
だんだんと表情が乏しくなり、
頭痛・腹痛をきたした結果、
起立性調節障害を発症しました。
半年間、
カウンセリングや
不登校支援のオンライン面談、
漢方薬やTMS治療(脳に磁気をあてる)
などを経験されましたが
なかなか思うように回復
していきませんでした
午後から通えるようには
なっていましたが、
教室のまでがたがた震えるほど
不安が強い状態でした
マイルールが強く、
独自のこだわりに固執していた息子さん。
地元の中学に転校することも
提案しましたが聞き入れない状態。
「学校ではちゃんとしないと…」
「勉強に遅れているから
授業に出る自信がない…」
そんなお子さんのご両親が受講を
決意され、肯定的な注目を始めると、
最初の3週間で
「まるで子どもの
思考が変わったようです」
とお父さんが話され、
その変化に驚かれていました。
今まであったこだわりや不安が和らぎ、
素直に一歩を踏み出せるように
なったと言います。
その後もレクチャーの内容を
素直に実践され
3か月後には
自分で登校時間を決め、
「2時間目から7時間目まで行く」
と宣言して自転車で登校するように。
このように思考のクセをリセットすると
お子さんの完璧主義やこだわりが和らぎ、
失敗を恐れずトライできる
ようになります。
今回、起立性調節障害の子の
完璧主義をリセットして
一歩踏み出せるようになる声かけを
一冊の小冊子にまとめました。
完璧主義の起立性調節障害の子の
「とりあえずやってみる!」を引き出す
方法を知りたい方はこちら▼
今日はここまでです。