さて今日は

 

「男子は24%、女子は49%、

 大人になっても持ち越す

 起立性調節障害の症状!

 リセットするなら今しかない!」

 

についてです。

 

男子24%、女子49%、

 

この数字は何の数字だかわかりますか?

 

実はこれ、起立性調節障害の症状を

大人まで持ち越すという人の割合です。

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結構多いと思いませんか?

 

体のダイナミックな成長が落ち着き、

精神的にも成熟するはずの大人に

なってもこれだけ持ち越す人がいる…

 

なぜでしょうか?

 

この理由ははっきりとは

言われていませんが、

 

私はその理由のひとつに

 

思考のクセが残ること

あげられると思っています。

 

・完璧にしないと意味がない

・人に嫌われてはならない

・ちゃんとしない人が許せない

・大人の言うことは絶対に守る

 

そんな思考のクセ

ストレスを感じやすくさせていて

その脳の特性がずっと続くから。

 

さらには、

やるべきことがあればあるほど、

不安が募ると同時に、

 

「完璧にできない自分」を

自己否定するという悪循環

さらにストレスを抱えてしまうから。

 

こんな思考のクセが

思春期以降も残り続けているから、

自律神経への負荷がかかり続けるんです。

 

だから思春期のいまこそ、

お子さんの思考のクセをリセットする

サポートをしておくことを

お勧めします。

 

思春期のお子さんは

自立へ向けたサポートの最後のチャンス

 

まだ教育効果の出やすいこの時期に

今すぐ対応が鉄則です!

 

なぜなら、

教育効果が出てくるのに早くても3か月

かかるということ。

 

思春期のお子さんの3か月は

大変貴重な時間です。

 

さらに2月と3月

お子さんの心が不安定になる時期。

 

新学年は頑張りたい!

 

だけど、

 

自信がない…

 

そんな心の葛藤で揺れ動きます。

 

そんな時期だからこそ

自己肯定感を高めてほしい。

 

そうすると思考のクセが

リセットしやすくなります。

 

①自信をつける声かけ

 

「ありがとう」は思春期のお子さんの

自信になりやすく、

人のために何か貢献したいという気持ち

育てる大事な言葉です。

 

ぜひ「ありがとう」という

機会を作って、声をかける機会を

作りましょう。

 

②ホームカウンセリング

 

お子さんが何か心に不安や悩みを

抱えているときに

大人の意見を封印して

本心を聞きだしましょう。

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最初から答えをいってしまうと

お子さんが本心をいえなくなります。

 

こうしてあぶりだされた思考のクセ

対してリセットする声かけをしていけば

いいのです。

 

少しずつ解消していけば、

おこさんがだんだんと動き出す気配

出してきます。

 

ぜひお子さんの思考のクセに気づいて

今から対応するということを

していきましょう。

 

今日はここまで。