さて今日は

 

「頑張りすぎてつらい

 起立性調節障害の子が

 動き出すために必要なものは

 『適当力』」

 

というお話についてです。

 

頑張りすぎてつらくなり

行動をストップさせたお子さん

なかなか動きだしません泣

 

そこには自律神経に負荷をかけ続け、

動き出そうとするとストップをかける

「思考のクセ」があるから。

 

・真面目過ぎる

・頑張りすぎる

・完璧にやらなきゃだめ

・マイルールにこだわる

・自分にも人にも厳しい

 

こんなお子さんは思考のクセで

ストレスをためやすい特性

お持ちです。

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この特性が起立性調節障害を

発症している原因の一つなのですが、

 

エネルギーを回復して動きだそうとする

時にも行動を邪魔してくるんです。

 

・勉強が分からないから学校に行けない

・宿題をしないと学校に行けない

・1時間目からみんなと一緒じゃないと

行けない

・人からどう思われるか不安

・昼間は人に見られるから外出できない

・ちょっと登校してみたけど、

やっぱりストレスフルで耐えられない

・受験にさしかかり、

志望校を実力よりも高いところに

設定して、それを変えられない

・ここに合格しないと

生きている意味がない

 

こんな思考のクセで

行動量をあげることができません

 

そして、一度「失敗した」という経験

積むだけで、ダメージになり、

また行動を止めてしまいます

 

こんな子に大事なのは

「適当力」

 

これが身につくと

お子さんは行動をストップさせることなく

前に進み続けることができます。

 

9月から受講のSさんも

中学2年生の娘さんの

思考のクセに悩まされていました。

 

推しのライブに行こうとすると

 

「見えない席だったら絶対に嫌だ」

「マナーを守れない人がいたら、

 許せないからどうしよう」

 

そんなことで行動がとまりかけ、

 

推しを否定されると

 

「あんなこと言う人は許せない」

 

と真剣に落ち込みます。

 

こんなストレスを抱えやすいお子さんは

本当に動き出すのに時間がかかります。

 

ですが、Sさんにお子さんが

動き出すための思考のクセ・リセット法

お伝えすると、

 

「推しのライブに行けました。

しかも抽選が当たり、推しと写真を

撮ることができました!」

 

「二度と行かない、といっていた

学校に通い始めました。

しかもなんだか楽しそうなんです。」

 

そんなご報告を受けるようになりました。

 

このように、

起立性調節障害のお子さんにある

思考のクセをリセットすることが

行動を加速させるポイントです。

 

そう「適当力」がお子さんが回復する

最大のコツです。

 

・完璧じゃなくてもトライしよう

・宿題をしてなくても学校に

 行ってみよう。

・勉強は遅れているけど、

 学校のお友達に聞いてみよう

・3時間目から登校してみよう

・ルールを守らない人がいても

 ひとまずスルーしよう

・授業が分からなくても

誰かにきけばいいや

 

こんな「適当力」が手に入れば

起立性調節障害のお子さんは

直実に前に進めることができます

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続きはまた明日のメルマガで

お伝えしますね。

 

今日はここまでです。

 

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