さて今日は

 

「『心配でたまらない!』

ママの性格傾向が子どもの自律神経に

負荷をかけるという研究がある!」


 

というお話です。

 

この研究は1991年に

起立性調節障害の子の母親80人

対して行われました。

 

この研究の方法や成績については

今日は割愛しますが、

 

この研究結果では

起立性調節障害のお子さんのママに

ある一定の傾向があると

結論付けられていますスター

 

タイプは2つです。

 

一つ目のタイプは

 

主体性が低く、

判断に独自性がない


 

つまり、

世間の常識がそうだからという判断、

うわべだけの受け答え


などで子どもの不満を募らせるママ。

 

もう一つのタイプは

 

自我の育ちが不十分で、

ストレスに対し無防備で、不安定、

自主性に欠け、

自分を押し出せない内向的なママ


 

となっています。

 

つまり、どちらにも共通するのは

自主性が低いという点ガーン

 

そして、もう一つの共通点は、

どちらのママも「漠然とした不満」

抱えているというものでした。



自主性が低いので、

 

「こんなことが許せない!」

「本当はこんな風にしたい!」


 

などのように積極的な不満ではなく、

 

自分の思ったことが言えないというような

感情を押し殺す類の鬱積的な不満

ということ。

 

こんなママの性格傾向が

お子さんへの過剰な心配、不安から

お子さん自身の不安定さを

招く可能性が説かれています。

 

どうでしょう?

 

心当たりはありませんか?

 

かつての私はタイプ1だったと

自分で感じます。

 

「私はこうしたい!」

 

という思いよりも、

 

「こうしたら、家族がスムーズに

 動けるな。」

「こうしたら親族が喜ぶな。」

「できるだけ皆を怒らせないように

 穏やかに過ごせるようにしよう。」


 

という他人軸の思考だったんです。

 

息子が競争の激しい中学校に

入ったタイミングで、

個性重視の子育てから、

その学校の常識に合わせるように

声かけが変わっていきました。

 

「ちゃんとやっていけるか」

「テスト勉強は追いついているのか」

「こんな生活できつくはないのか」


 

そんな過剰な心配や過干渉が

子どもの不安定さを招いていた

一因だと今ではわかります。

 

特に繊細なお子さんは

ママの気持ちを汲み取りやすいですから。

 

起立性調節障害のお子さんのママは

本当に優しくてお世話焼きですニコニコ

 

「この子に十分なことをしてやりたい。」

「せめて、これだけのことは

 してあげたい」


 

と心から思っているのです。

 

ですが、心理的に距離をおくべき

思春期のタイミングでは特に、

それがお子さんに

「不安」のメッセージとなり

心理的な不安定さにつながるのです。

 

私のところに相談に

来られるママたちは、

本当に優しくてお子さんのことを

真剣に考えています。

 

だからこそ、思うのです!

 

本当に必要な

距離の取り方やサポート方法

知ってほしい!

 

お子さんの脳を育てる、

科学的に整理された正しい方法

知ってほしい!

 

起立性調節障害のお子さんは

心優しくてがんばり屋なお子さんばかり。

 

そのお子さんを

正しい知識をもった

愛情深いママがサポートすると

お子さんはめきめきと変化成長

していくと思いませんか?

 

私はそこに大きな希望を感じるのです。



私の不安や過干渉で

不安定さをきたした息子が、

 

正しい方法で接すると

どんどん変化成長していったように。

 

自己流ではもったいない!

 

発達科学に基づくやり方で

そろそろサポートを始めてみませんか?

 

最後までお読みいただきありがとう

ござました。