さて今日は

 

「朝起きられない子の自律神経が整う

『ウォーキング』の勧め!」

 

です。

 

起立性調節障害の子は

調子が良くなる午後から

運動(ウォーキング)を勧められます。

 

ウォーキングには様々な効果が

あるからです。

 

まずは下肢の筋力低下を防ぎ

第2の心臓と呼ばれる

ふくらはぎの筋力を回復することで

上半身への血流を改善します。

 

血流がよくなると、自律神経の

バランスは整いやすくなります。

 

また、運動すると交感神経がよく働き、

運動後は副交感神経がよく働きます。

 

そうすると適切にバランスをとる

ベストな状態に近づけてくれます

 

また、運動すると脳に様々な

ホルモンが分泌されます。

 

セロトニン(幸せホルモン)

幸福感をもたらすだけでなく、

メラトニンの原料となり

夜の入眠を促します

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ドーパミンは快楽物質と呼ばれ、

創造性や感情の豊かさを引き出します。

 

他にもいろいろ分泌されて、

それだけでも、

ウォーキングしない理由がないほど。

 

また、不安の強いお子さんには

ネガティブな感情に関わる

脳の「扁桃体」という部分

過敏さを落ち着かせ、

不安を和らげてくれます。

 

うつ病の方に抗うつ薬を飲ませるのと

同じくらいウォーキングで不安を和らげる

効果があったという研究もあります。

 

このようにウォーキングは

心身におおきな影響をもたらします。

 

でも、

歩けと言っても歩かない…

 

そんなお悩みをよく耳にします。

 

体力や気力の落ちているお子さんに、

ストレートに「歩きなさい」

といったところで

動くはずもありません。

 

そこで、ポイントになるのが

誘い方「いい記憶」です!

 

「最近、ママ、運動不足だから

 夜、ウォーキングしたいけど

 1人じゃさみしいから

 付き合ってくれない?

 そうしたら、帰りにアイス買って

 あげるよ。」

 

「お買い物に行くから、

 荷物を持つのを手伝ってくれない?

 そうしたら、お駄賃上げるよ♡」

 

など特典をつけて誘ってみましょう。

 

もう一つのポイントは

実際にウォーキングをするときには

楽しい会話をします。

 

「記憶の脳」「行動の脳」

とっても仲良し。

 

だからこそ、ウォーキングの間は

いい記憶としてインプット

してあげましょう。

 

そうするとだんだんと自分から

ウォーキングをしたがるようになります。

 

8月から受講されていた

中学2年生の女の子のママ。

 

不安が強く、理性の脳が働きにくい

状態でした。

 

そんなお子さんとウォーキングすることを

決意され、その日から上手にお子さんを

誘い出すことを実践。

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すると最初はしぶしぶだった娘さんが

自ら誘ってくるようになり、

雨の日も自宅で筋トレを始めるなど、

すっかり運動の効果を実感していました。

 

不安もすぐに軽減し、

そうすると理性的に話ができるように

なりました。

 

自律神経も整い

生活リズムも規則正しくなりました。

 

このように、ウォーキングは

朝起きられない子の自律神経を

整えるのに効果絶大です!

 

是非、おうちで楽しく取り入れて、

お子さんの自律神経のバランスを

とるサポートをしてあげてくださいね。

 

 

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