さて今日は
「『うちの子、ほめるところが
ないんです。』
というママが身につけるべき、
『分解』のテクニック!」
についてです。
今まで順調に育っていると
思っていたお子さんが
朝起きられなくなると
おうちの方は心配と同時に、
お子さんのできない所ばかりに目が行き、
「怠けている」
「気合が足りないだけ」
と頑張らせようとします
ですが実はお子さんは
怠けようともさぼろうとも
思っていないのです。
自分でもどうしようもない
身体と心のだるさに
打ちひしがれています
自律神経のバランスがとれなくなった
お子さんはやる気スイッチも
身体のスイッチもなかなか
思うように入りません
そんなお子さんに
おうちの方が追い打ちをかけるように
否定的な注目
をしていくとますます自信を失って
回復は遠のくばかりです。
お子さんが自信を失い
「人生の底」のような気持ちに
なっているときこそ、
おうちの方は適切なサポートで
お子さんの回復を早めてあげる必要が
あります。
それには、肯定的注目が不可欠です。
お子さんのいいところを見ていくと
お子さんの自信が回復。
行動量もだんだんと増えていきます。
だからこそ、
「うちの子、
ほめることろがないんです!」
というママにぜひ身につけてほしい
テクニックがあります。
それは…
「分解」
お子さんの行動を分解するテクニックが
あれば、お子さんのできているところに
注目しやすくなります
例えば
「明日は学校に行く」
といったお子さんが
「やっぱり行けない」
と欠席することがよくあります。
こんな時、ママが
「行くって言ったのに、
行けなかった…」
ととらえると、
お子さんは「できなかったこと」に
意識が向きます
つまり失敗体験になるということ。
ますますお子さんの学校への意欲は
そがれていきます。
そんな時は
「学校に行く」という行動を
分解してみましょう。
・学校に行く気持ちになる
・明日は行くと決める
・それをママに伝える
・実際に目覚ましをかけて起きてくる
・朝食を食べる
・準備をする
・制服に着替える
ここまでできているんです。
たとえ、朝起きられなくても
「行こうかな」
という気になり、
自分で決めて、
ママに伝えています。
この分解のテクニックを身につければ
今までできていないと思っていた
お子さんの行動が
どこまでクリアできているかを
正しく認識できます
ママが「できていること」を
認識できれば
お子さんに言葉で
伝えてあげることができます。
特に、完璧主義のお子さんが多い
起立性調節障害の子にとって
「できている」途中段階を
頭にインプットすることが
どんなに大事になるでしょう…
ぜひこんな視点をもって
お子さんの一連の行動の
「できている」部分を
みつけだしてほしいと思います
今日はここまでです。
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