1.起立性調節障害の子どもに隠された発達特性

 

みなさん、こんばんは!

 

今日は2学期に増えてくる起立性調節障害のお話。

 

体の病気でありながら、治っても全然動き出さない

起立性調節障害…。

 

なぜだかわかりますか?

 

病院に行っても、カウンセリングに行っても

社会復帰には程遠い、

そんな状況に焦るお母さんも多いはず泣

 

そうなんです、思春期の大事な時期に明確な

回復法がない起立性調節障害は、なったが最後、

「回復をただ待つ」だけの生活が始まります。

 

ですがどうでしょう?

 

体が治っても動き出さないということは

明らかに心の方のサポートが足りていないからだと

思いませんか?

 

実は、起立性調節障害のお子さんには

「過剰適応」を起こしているお子さんが

多くいますネガティブ

 

自分の気持ちに気づかずに外の世界や

周囲の期待にこたえ続け、ダイレクトに

体に影響が出ているんです。

 

発達や過剰適応の問題で

ストレスを感じ続けると「扁桃体」という部分が

過敏に反応し、そこから自律神経を司る

視床下部という脳部位に信号が送られます。

 

そのため、自律神経のバランスを崩し

体の症状となって表れるのですふとん1

 

そして、過剰適応を起こしやすいお子さんには

ASDのお子さんやHSCギフテッドのお子さんなど

発達面に「困り」を抱えているお子さんがいるんです。

 

ですが、周囲の期待に応えたり、自分の完璧主義

思考のクセにしたがっているので、

それなりに成績もよく、頑張り屋の「いい子」と

周囲からは思われがちで

発達の問題だと気づかれません。

 

本人の「困り」が見えにくいので、

発覚した時には大事になっている場合が

多々あります。

 

だからこそ、朝起きられない、

めまい・腹痛で欠席したがるなどの時には

即対応が鉄則!

 

2.今すぐ対応が鉄則!

 

いい子タイプの発達凸凹のお子さんは

発覚が遅くなる分、早めの対応が求められます。

 

そのまま放っておくと、

自分の完璧主義に振り回されたり、
他人の期待に応え続けたり、

本当の自分の気持ちに気づかないまま

大人になって重大な二次障害を引き起こす可能性が。

 

ただでさえ、発覚が遅れるのに、

思春期は自立へ向けたサポートの最後のチャンス。

 

すぐに対応して、発達を促すことで

体の治療との両輪で回復を早めることができるのです。

 

 

3.起立性調節障害の子どもの回復を最短ルートで支えるには?

 

起立性調節障害の回復率は1年後で50%

2~3年後で80%です。数字だけ見るとピンと

きませんが、思春期(高学年、中学生、高校生)の

大事な時期に1年も学校を休むと考えたら、

本当に恐ろしいですよね…。

 

実際に息子のクラスで起立性調節障害になり

不登校になった子がほかに2人いましたが、

学校復帰を果たしたのは息子だけです。

 

それほど、起立性調節障害の子の

回復には時間がかかるということ。

 

ではどのようにサポートすればいいのでしょうか?

 

起立性調節障害の子には真面目な頑張り屋

多いんです。つまりそういう発達特性にたいして

アプローチしていけば、お子さんの根っこの「困り」を

解決していけるということびっくりマーク

 

肯定的注目思考のクセの解消

そして感情を育てる会話などがポイントです花

 

ここで全部を語ると長くなるので、

詳しくは来週開催するセミナーで

ご紹介させていただきます。

 

奮ってご参加くださいね!

 

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最後までお読みくださりありがとうございました。

 

発達科学コミュニケーション

大下真世