1.2学期登校しぶりが起こるわけ

 

こんにちは!

夏休みもいよいよ終盤ですね!

 

早いところではもう始まっている学校もありますね。

 

どうですか?2学期はじめ

 

「行きたくない」

「学校嫌い」

 

と言ったり、腹痛・頭痛など身体症状がでている

お子さんはいませんか?

 

こんなお子さんは1学期のうちに学校で

うまくいかない体験を積み重ねています。

失敗体験の記憶を残してますます不安が強くなるんです。

 

さらに不安が増すと、冷静な脳の判断がにぶり、

ますます不安に支配されてしまうということにガーン

 

 

2.夏休み終盤の登校しぶりの前兆

 

夏休み終盤になり、宿題を終わらせるのに

必死になっているお父さんお母さんは

いませんか?

 

お父さんお母さんが必死なのに

当の本人は焦る様子がない

 

そればかりか、むしろとりかかろうともしない…

 

学校の準備を促しても一向に進まない。

 

そんなお子さんは要注意です!

 

「学校に行きたくない」

 

と口に出せるお子さんはいいのですが、

口に出すこともできずにいるお子さんも

います。

 

せっかく口に出したのに、お父さんとお母さんから

 

「行ったら楽しんだから、とにかく行きなさい!」

「家にいてもどうせゲームしかしないんだから」

「学校に行かずに将来どうするの!?」

 

などと言われたら、ますます不安が増すばかりですネガティブ

 

 

3.登校しぶりが起こりそうな子へのおうちサポート!

 

登校しぶりをしそうなお子さんに

いくら大人の正論を言っても逆効果。

 

なぜならそれは、お子さんの不安をあおることにしか

ならないから。

 

不安の強いお子さんは「扁桃体」というネガティブな感情に

関わる脳部位が大変敏感です。

 

ですので、その反応を落ち着かせるのが先決!

 

「扁桃体」の反応を落ち着かせる効果的な対策を

いくつかご紹介しますニコニコ

 

①運動

 

これは、すぐに効果がでやすいものです。

 

特に手軽なのはウォーキング

 

ウォーキングでドーパミンやセロトニンなど

ポジティブな感情に関わる物質が分泌され、

逆にネガティブな脳の反応を抑える効果が。

 

②肯定的声かけ

 

人間はほめられると、ドーパミンやセロトニンといった

報酬になる物質が分泌されます。

 

強い幸福感に包まれることで、ネガティブな感情は

抑えられます。

 

また、自己肯定感も上がってくるので、

扁桃体の過活動も落ち着いてくるのです。

 

③楽しい活動

 

楽しい活動は、扁桃体の活動を抑えてくれます。

 

夏休み最後に宿題に追われながら、

正論で責められるよりも、

楽しい活動で脳の反応をポジティブに

傾けておく方が2学期の登校しぶり対策には

効果的です。

 

そうはいっても、まじめなお子さんは宿題にも

こだわりがあるでしょうから、そこは調整が必要。

 

登校しぶりが深刻になりそうな場合は

あらかじめ学校と連携をとって、

宿題の件や夏休みのお子さんの状態について

情報共有しておくことをお勧めします!!

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

発達科学コミュニケーション

大下真世