1.ネガティブ思考のお子さんが挑戦しないワケ

 

ネガティブ思考のお子さんはいませんか?

 

何をするにも気後れして挑戦しようとしない。

 

そんなお子さんの姿を見ると、お母さんとしては

心が痛みますよね泣

 

できるのに挑戦しない、そんなお子さんを

「もったいないな」と感じることも多いはず。

 

こんなお子さんは、実はやる気がないわけではないのです。

 

不安が強いので、うまくいかなかったときや

完璧にできなかったときの自分を想像して

怖くなり、できなさそうなことは挑戦しない

という選択肢を選んでしまうのです悲しい

 

では、こんなお子さんはどうして

そんな思考になるのでしょうか?

 

2.ネガティブ思考の娘の状態悪化のサイン

 

こんなお子さんは、もともと扁桃体といわれる

「情動を生み出す」場所の反応が活発である

可能性があります。

 

ここが敏感に反応していると、主に負の感情にかかわる

扁桃体がますます過敏になり、理性が働きにくくなりますあせる

 

そうすると、取り込む情報をことごとく

ネガティブに処理してしまい、どんどん

不安が強くなるという現象が起こりますえーん

 

我が家の娘もそうでした。

 

もともとネガティブ思考が強いので

なかなか自信が育っていかない娘えーん

 

娘の自信を育てようと

毎日サポートを怠りませんでした。

 

しかし、少しずつ安定してきたと思っていた時、

学校でお友だちから意地悪をされたり、

授業中に忘れ物をしたことで長時間叱責される、

ということが起こりますガーン

 

そのことをきっかけに、徐々に

不安が強くなり、娘は毎晩

泣くようになってしまいました。

 

ネガティブな反応が繰り返されると、

だんだんと正常な思考が制御され

今までにあった良かったことまで

誤ったネガティブな記憶として変換されてしまいますあせる

 

こうして、理性を失い、毎晩泣き続け、

外見に固執した発言などもみられるようになってきたのです。

 

このように、一度負のスパイラルに陥ると

何を言っても考えを修正できなくなってしまうのです。

 

こうなると、回復するのに少し時間がかかります汗

 

ではそうならないために、どのように対処したらいいのでしょう?

 

やはり、脳の正常な発達を促すには

「行動」は不可欠なんです!

 

だからネガティブなお子さんも動ける状態を

キープしておくことが大事!

 

3.ネガティブ思考のお子さんの背中の押し方

 

ネガティブ思考のお子さんには

まず不安を解消することが不可欠です!

 

不安がブレーキになっているままだと

動き出すことはできません。

 

ですので、まずはブレーキを外すことをしましょう花

 

具体的にはどうするかというと

色々ありますが、スキンシップは最強です。

 

スキンシップは、感情系の脳を落ち着けるのに

効果的。敏感になりすぎネガティブな反応

落ち着けて、不安を軽減しますウインク

 

思春期のお子さんでも保湿剤を塗ったり

マッサージをしあったり、

ハイタッチ水筒の手渡しなど

工夫しながら取り入れましょう。

 

それから、自己効力感を育てましょうウインク

 

ネガティブなお子さんの自己肯定感をあげるのは

実は時間と労力がかかりますネガティブ

 

ですので、先に自己効力感を育てるのは実は効果的。

自己効力感があるお子さんは、自分が努力することで

成果が得られることを知っているので、行動を起こしやすいのです。

 

ではどうしたらいいか?

 

それには、お子さんのしたことに対して

「ありがとう」「助かる」などの

感謝の気持ちを伝えることスター

 

こうすることで、自分のしたことが

人の心を動かす、人に何らかの効果を与える、

と自覚することができますウシシ

 

しかもそれが大好きなお父さんやお母さんの

ためになることなら、嬉しさもひとしおです。

 

さらに、人に貢献したいという気持ちを育て、

学校や外の世界でも、「貢献したい」「人のためになりたい」

と考え、対人関係をスムーズにするための材料になりますニコニコ

 

是非お家で不安のブレーキを外して

自己効力感を育てるサポートをしてみましょうね。

 

そうするとネガティブなお子さんも

少しずつ動き出すことができるようになりますよ!!

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

発達科学コミュニケーション

大下真世