1.起立性調節障害の子どもの発達面の問題の解決の糸口

 

起立性調節障害の子どもは診断を受けると、

薬物療法非薬物療法(立ち上がり動作、

塩分・水分摂取、運動など)、

病気に対する理解を深める教育環境調整

などが行われます。

 

心身症としての起立性調節障害と認められると

心理療法(カウンセリング)なども

治療として採用されます。

 

しかし、カウンセリングに行きたがらなかったり

月に1度程度のかかわりでお子さんやお母さんが

自分の問題点を見出して対処法を探っていくのには

頻度が少なすぎる気がします。

 

実際に朝起きられないお子さん、外に出たがらないお子さんが

カウンセリングに通って、慣れない相手と話すだけでも

かなりハードルが高いでしょう汗

 

そこで注目してほしいのがお子さんの発達のタイプです。

 

 

2.主に分けて2タイプ!起立性調節障害の子どもの発達タイプ。

 

起立性調節障害になりやすいお子さんの発達のタイプは

大きく分けて2つだと考えています。

 

それは、周囲の期待に敏感「過剰適応」を起こしやすい

繊細タイプのお子さんですえーん

 

繊細タイプのお子さんは5人に1人はいると

いわれ、案外たくさんのお子さんが該当します。

 

このタイプのお子さんは周囲の期待を

敏感にくみ取り、自分でも気づかないうちに

それに沿って行動してしまいます。

 

もう一つのタイプのお子さんは

発達凸凹のあるタイプあせる

 

グレーゾーンのお子さんで、中でも

「いい子タイプ」のお子さんは、

発覚が遅れがちになります。

 

一般的に学力水準も平均以上の

お子さんだと発覚が遅れて

実は自分でも気づかないうちに

ストレスが積み重なっている

ということがあります。

 

社会性に問題を抱えているのですが

先送りしようと思えばできる範囲のものでなので

「ちょっと変わり者」くらいの認識で

問題とまでは認識されません。

 

この両方のタイプのお子さんで

共通する特徴としては

「自分の気持ちに気づきにくい」

ということネガティブ

 

感情系の脳の発達の遅れがあると

喜怒哀楽が少なかったり、

好きなものが分からなかったり

自分で決められないという特徴が。

 

つまり、自分のストレスや不快な感情にも

気づきにくく対応も遅れてしまいます。

 

そうすると、積み重なった失敗体験

自信を喪失しつづけ、気づいたときには

心身症不登校になっているということが

おこりがちですガーン

 

 

3.思春期のお子さんにこそしてほしい3Sの話しかけ方!

 

ではどうしたら、そういった発達の特性を持つ

お子さんの問題を解決できるサポートが

できるのでしょうか?

 

それには、まずしてほしいことがあります。

 

それは3Sで話しかけるということ。

 

ただでさえ、まじめな頑張り屋さんのお子さんは

学校に行けないことで自分を責めています花

 

それにお母さんまでイライラしていたら

お子さんはますます追い詰められ

自信を喪失します。

 

この「自信」というのは発達において大変重要な

土台の部分。

 

自信がないと、発達していきません。

 

逆に言うと自信さえ取り戻せばお子さんは

自分で成長していきます。

 

ですので、これを育てる必要があります。

 

ですが、どうやったら育つのか

分かりませんよね?

 

それには安心・安全な環境が不可欠です爆  笑

 

一番身近な存在のお母さんが常にイライラしていたり

悲しそうだとお子さんは安心して過ごせません。

 

お子さんが安心安全に過ごすためには

まずお母さんの醸し出す雰囲気が

楽しそうで明るいということが大前提です。

 

ですので、3S(Smile、Slow、Sweet)

話す練習をしましょう合格

 

お子さんは言葉そのものよりも

声のトーンや表情などを先に脳にインプットします。

 

ですので、これを徹底するだけで

お子さんの気持ちが楽になります。

 

そういう環境でしかお子さんの発達は促しにくいことを

頭に入れておくと、感情に任せてイライラすることがなくなります。

 

お子さんが部屋から出てくる頻度も時間も

増えていくでしょう。

 

このように起立性調節障害のお子さんに

発達科学の側面からアプローチすると

回復を早めることができますスター

 

ほかにもたくさんのコミュニケーション技術を

基礎講座では詰め込んでお伝えしています。

 

今回は特別にその内容の一部を

セミナーでご紹介いたします!

 

ぜひご参加くださいね!

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

発達科学コミュニケーション

大下真世