1.ネガティブ思考の子どもが行動しないワケ

 

ネガティブ思考でなかなか動き出さない

お子さんはいませんか?

 

「どうせできないから、やらない」

「みんなできているから、別にすごくない」

 

など初めから挑戦しようとしなかったり

ほめても素直に受け取らなかったり

ネガティブ思考のお子さんにはこんな

特徴があります!

 

ではどうして、このような反応になるのでしょう?

 

ポイントは「扁桃体」ですウインク

 

扁桃体とは、側頭葉の内側にある

アーモンド大の脳部位で

ネガティブな感情と大きくかかわっています。

 

ネガティブ思考の子どもはもともと偏桃体の

動きが活発だったり、

自己肯定感の低下から扁桃体が敏感に反応し、

不安が強い状態になっていますガーン

 

「記憶の脳」「行動の脳」はとても深いかかわりがあり

ネガティブな記憶がたまっていると

その記憶と結びつく行動はとりにくいことになっていますあせる

 

たとえば「宿題」で怒られた経験が多いと

「宿題」と聞いただけで不安になり

かんしゃくを起こしたり、拒否反応が起こります。

 

ですので、ネガティブな記憶をためやすいタイプの

お子さんは行動にうつすということが

苦手になってきますネガティブ

 

我が家の娘もそうでした。

 

2.ネガティブ思考の娘が行動しないワケ

 

娘はもともと不安が強いタイプで

良いことの記憶よりもネガティブな記憶を

優先的に残してしまう子どもでした。

 

上手くいっていることも不安からくる「完璧主義」

「できていない」「もっとできる人がいる」

と自分を責めてばかりいるのです。

 

聞いているほうも憂鬱になりますが、

そんなお子さんにいくら

「大丈夫だよ」「そんなことないよ」

いっても、脳の反応なのでおさまりません汗

 

娘も毎日の宿題を何度も消しながら

「できていない」「字が汚い」

など泣きながらしていました。

 

いくらなだめても聞く耳を持ちません。

 

できていることさえ、「できていない」に

カウントされてしまうのでした笑い泣き

 

そんな状態ではもちろん挑戦もできません。

 

そのうちに学校も面倒くさくなるのです。

 

宿題にとりかかるのにも時間を要するようになり

宿題に対して拒否反応を示すようになったりしました。

 

こんなネガティブ思考の子どもの考えを

楽なように変えてあげたい、

そう思いますよね?

 

ではどうしたらいいと思いますか?

 

それには方法がありますグッド!

 

 

3.行動をうながすお家サポート

 

このようなタイプのお子さんはまず

不安というブレーキを外してあげなければいけません。

 

扁桃体の動きが活発になっているときは

スキンシップ肯定的声かけが大事になってきますスター

 

特にスキンシップは偏桃体の働きを落ち着かせてくれます。

 

肯定的声かけも、成果をほめるものではなく

途中経過ありのままを声にするようにしましょう合格

 

これはいつも書いてある通りなのです。

 

今日はもう一つ、お母さんに意識してほしいことが

あります。それは、「言葉の翻訳機」

持ってほしいということ。

 

「言葉の翻訳機」とは

お子さんが言ったことをそのまま

受け止めないということ花

 

お子さんの真意をきちんと受け止めて

それを言葉にしてあげることが

大切です。

 

お子さん自身もネガティブな感情に飲み込まれて

きちんと自分の思いを言葉にできるほど

冷静ではありませんえーん

 

ですので、お子さんが「ママなんて大嫌い」

と言ったとしても、その言葉に反応して

感情的になるのは得策ではありません泣

 

「ママ大嫌い」の裏にある本当の想いを

言葉にしてお子さんに伝えてあげましょう。

 

「本当はもっと甘えたいんだよね」

「本当は言葉にできなくて悔しいんだよね」

 

など、お子さんの気持ちを代弁して

お子さんの気持ちを整理したり

気づかせたりしてあげてください。

 

そうすると、本当はどこに対処するべきなのか

分かってくると思いますびっくりマーク

 

時にはお母さんもお子さんのネガティブな感情に

巻き込まれることがあるかもしれません。

 

ですがきちんと対応を知っておけば

ネガティブ思考を落ち着かせることができます。

 

是非、おうちでお子さんのネガティブ思考を落ち着け

なんにでも挑戦できる機会を作ってあげてくださいねウインク

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

発達科学コミュニケーション

大下真世