1.高IQタイプの不登校キッズの特徴

 

「学校がつまらない」こういっているうちに

不登校になるお子さんはいませんか?

 

こういうお子さんは、高IQタイプのお子さんかもしれません。

 

ギフテッド(旧)アスペルガータイプのお子さんは

自分の興味・関心がはっきりしており、

物事を深く理解し、より強く反応します花

 

ですから、時間ごとに区切られた学校の授業は

「つまらない」と感じてしまいます。

 

つまらないがゆえに、勉強せずに成績はいまいちということも。

 

興味の対象が多くのお友だちとは違うので

なかなかクラスメイトとも話が合いませんあせる

 

勉強もつまらない、お友だちとの会話も楽しくないとなれば

学校生活が「つまらない」ものになるのも

仕方ないことかもしれません笑い泣き

 

では、どうしても学校環境が合わずに

不登校(ホームスクーラー)という選択をした場合

どういうサポートが必要になってくるのでしょう?

 

 

2.息子が不登校中に出逢った3人のメンター!

 

それは、自分の興味を貫きながら、

自己肯定感を回復するということ。

 

こういったお子さんは「好きなこと」ならいくらでもできます。

 

それをとことん貫き、知的欲求を満たし満足感を得ながら

同時に自己肯定感をあげていくということができます。

 

例えば我が家の場合は不登校の間に

子どものしたいことを全力で応援しましたスター

 

①牧場ボランティア

 

小学校高学年から仏教に興味のあった息子は「不殺生」について

考えを深め、よく話題にしていました。

 

実際に、人間が生きていくには「不殺生」は無理なのでは、

それはつまり「ありがたくいただく」というところに行きつくのでは?

と考えた息子は、それを体感したいと思い始めました。

 

それで、自分で見つけてきたのが「志の高い牧場」でした。

 

牛の幸せを考え、寿命のぎりぎりまで放牧で育て、

ありがたく食す、という信念のある牧場花

 

他の牧場で「使い物にならなくなった」牛たちを引き取り

最後まで面倒を見るのでした。

 

鹿の罠にかかって足を失った牛には装具が付けられるか

真剣に検討したりする牧場主さんです。

 

牛は天寿を全うすると、産業廃棄物として捨てられてしまいます。

ですので、その直前でとさつしてありがたくいただくのです。

 

そこに通って、牧場主さんと存分に話し、

「不殺生」について見識を深めていきました。

自分自身もありのままを認められることで

自己肯定感もあがりました合格

 

②選挙に出るような塾講師との社会のオンライン授業

 

「社会学」を学びたいといいだした息子。

マッチングして紹介していただいた塾講師の先生との

時間が大変楽しみで、知識や考え方を磨いていきました。

 

選挙に出るような先生で、もともと世界情勢に興味のあった

息子は、その先生の見識の深さに感動し、授業のあとは

興奮気味に内容を話して聞かせてくるのですウシシ

 

息子も近代日本史や世界情勢に詳しかったので、先生からも

ほめられる経験が多く、本当に楽しく2時間の時間があっという間だと

話していました。

 

③「根付け」で出会った、大病院の先生

 

息子は不登校の間、根付けと呼ばれる、

木や鹿の角で作った昔のキーホルダー作りに夢中でした。

 

自分で染料や木材を探し、彫刻刀を収集して

実際に鹿の角や木を彫って作品を作り続けました。

 

まさに、寝食を惜しんでの没頭です爆  笑

 

そんなとき、まるで引き寄せられるかのように

「根付け」を趣味でしている

全国的にも有名な病院の先生と知り合います。

 

クリスマスには自宅に呼ばれ、2人で根付けトークで

盛り上がるのです。

 

その先生から、根付けの材料や自作の彫刻刀をいただき

大変喜んで帰っていきましたニコニコ

 

このように、「好きなこと」がはっきりしている

お子さんにはとことん付き合ってあげることをお勧めします。

 

お子さんは好きなことをすると

自己肯定感をあげながら、どんどん発達していきます。

 

 

3.好奇心を貫き、メンターに会うことで得られる効果!

 

お子さんが不登校中に「好きなこと」をすることで

たくさんの効果が得られます。

 

好奇心を満たし、自己肯定感をあげるのはもちろんです。

 

これまで学校での失敗体験、不登校になった罪悪感で

自信を失って、脳がネガティブな反応になっているお子さんです。

 

そう言ったお子さんは、「行動」することができなくなっていることが

多いんです。

 

「記憶」の脳部位「行動」の脳部位は仲良しなので、

ネガティブな記憶がたまった状態では行動することができません。

 

「行動」することは脳を発達させるうえで大事な要素!!

 

行動量をキープできないと脳は育っていかないのです。

 

人は、「好きなこと」だと、行動のハードルは

ぐっと下がります。

 

そのためなら

「早起きしようかな」「準備してから寝ようかな」

「自分でいろいろ調べてみようかな」「この人と話してみようかな」

と思えるのです。

 

さらに、メンターの存在はますますお子さんの好奇心を刺激してくれますし、

本気でほめてくれるので、お子さんの自己肯定感も上がっていきます。

 

ですから、自己肯定感が落ちたときこそ、この

「好きなこと」へのエネルギー

そしてメンターからのいい刺激を利用する手はありませんグッド!

 

そして、行動して楽しかった経験が今度はお子さんの

ポジティブな記憶としてたまっていき、

ネガティブな脳の反応が落ち着いてくるのです。

 

多少苦手なことにも挑戦できるようになるのです。

 

そうするとますます自信がついて行動でき、

どんどん発達が進んでいきます合格

 

このように、「学校がつまらない」お子さんは

積極的に外に出て、お子さんの「好きなこと」を

追求することをお勧めします。

 

そうしているうちに、どんどんお子さんの発達は加速し

苦手なことに挑戦する力、つまづいても立ち上がる力が

育ってきます。

 

お子さんの「好きなこと」を追求して、お子さんの発達を

促してみませんか?

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 

発達科学コミュニケーション

大下真世