藤本 憲幸
発売日 2005年8月
満足度 ★★★☆☆
この本は
「いつも眠い人」
「朝がつらい人」
「時間が足りない人」
におすすめします。
いつも眠い」「何だかだるい」を即解決!?
「残業続きで眠い・・・」
「一日30時間あれば・・・」
こういった悩みは、忙しい現代のビジネスパーソンは誰もが抱えるです。
時間が足りない分は睡眠時間を削って捻出するしかない・・・。
はたして、人間は睡眠時間を削っても身体に問題はないのでしょうか?
「とっても参考になった!」という声と、「まったく役に立たなかった・・・効果ナシ・・・」という賛否両論の意見がある本ですが、忙しくて時間が足りない人は、ためしに一度読んでみる価値はあります。
この本のポイント
誤った睡眠常識にまどわされるな!(P.13)
「8時間寝てないから調子が悪い」はウソ。
質の良い眠り方を身につければ、睡眠の量は必要ではなくなる。
たった数分で頭と体をリフレッシュする「分散睡眠」の威力(P.22)
睡眠は連続的にとる必要はない。
わずか5分、10分でも昼間に仮眠を取ることで心身を楽にさせることができる。
たくさん食べる人ほど惰眠のとりこになる(P.67)
たくさん食べる人は内臓が疲労するので、通常よりも眠る必要が出てくる。
短時間の睡眠で身体を回復させたければ、なるべく食べないようにしなくてはいけない。
「超圧縮睡眠」を可能にするコツはこれだ!(P.128)
①コーヒー、コーラなど、カフェインがはいったものを就寝二時間前には飲まない。
②タバコをやめる。
③就寝直前に熱い風呂に入らない。
④就寝二時間前までに腹六分目の食事をする。
⑤就寝直前に激しい運動はしない。
すべての人にこの本のやり方が当てはまるとは思えません。
読んでいてちょっと怖くなる本です。
平均3時間の睡眠でも、深い眠りが取れれば身体は問題ナシ?。
毎日平均3時間の睡眠時間って身体にとても悪そうな感じですが、本当なのでしょうか。
試してみるのはちょっと怖いです。
万人にこの本のやりかたが通用するようには思えませんが、もし、この本に書いてある深い睡眠のとり方をマスターすることができれば、人生を変える一冊になる可能性があります。
まず試しに私は、昼に短い睡眠をとることと、寝る前の食事のとり方を変えてみようと思います。
もしこの本のノウハウをマスターすることができたら、深夜か早朝にブログ更新が毎日できそうです。
この本から学ぶ教訓
昼に少し寝て夜に備えよう!
目次
まえがき たった2週間で、この“黄金の習慣”が身につく!頭・心・体のベストコンディションづくり
1 3時間の「熟睡習慣」で人生が変わる!
2 これであなたも「眠り上手」になれる!
3 不眠症はこれで治る
4 深く熟睡して、さわやかに目覚める秘訣
5 この眠り方がビジネスに強くなる決め手だ!
6 短時間熟眠を実現するこの方法
7 頭のよくなる眠り方Q&A