- 実践経営哲学 /松下 幸之助
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PHP研究所
松下 幸之助
発売日 2001年5月1日
和書
満足度 ★★★★★
商売で一番重要なことは、正しい経営理念を持つこと
この本は
「経営者」
「経営者を目指す社員」
「松下幸之助の考え方を学びたい人」
におすすめします。
今、就職活動をしている方へ。
面接の際に
「好きな本(最近読んだ本)は何ですか?」
という質問がきたらどのように答えますか?
私が人事担当なら
「松下幸之助の『実践経営哲学』と『社員心得帖』 です。」
と言う学生さんがいれば、即採用しちゃいます。
なぜなら、この本は私がもっとも影響を受けたビジネス書の一冊だからです。
松下幸之助の教え
まず経営理念を確立すること(P.12)
「この会社は何のために存在しているのか」
「どのようなやり方で行っていくのか」
これが定まらないと、考えはバラバラになり、場当たり的になる。
共存共栄に徹すること(P.64)
企業は社会の公器である。
したがって、企業は社会とともに発展していくのでなければならない。
ひとつの企業だけが栄える、というのでは長続きしない。
シェアを独占する為に採算を度外視するような、行き過ぎた競争が続けば業界が疲弊し倒れてしまう。
必ず成功すると考えること(P.81)
企業が社会に貢献していくためには、常に安定的に発展していかなくてはならない。
業績が不安定であっては、社会、株主、従業員の生活などに好ましくない影響をもたらすことになる。
経営は運に左右されることは現実にある。
しかし本来は百戦百勝という考え方をしなければならない。
現実に不景気の中でも利益をあげ、業績を伸ばしている企業はある。
不景気の時は本当にいいものだけが買われる。
だから、本当にいい経営をしている企業にとっては不景気はチャンスである。
人をつくること(P.114)
「事業は人なり」とよくいわれるが、これはまったくそのとおりである。
経営においてはまず何よりも、人を求め、人を育てていかなくてはならない。
人を育てるというのは、単に仕事ができ、技術がすぐれていればいいというものではない。
仕事はよくできるが、社会人としては欠陥があるというのでは、好ましくない。
社会人としても立派な人間を育てることを強く心しなくてはならない。
私が、昨年の秋ごろから、仕事をしていて痛感するのが
「経営者は皆、方向性に悩んでいる」
「社員は、リストラや減給におびえている」
ということです。
しかし、松下幸之助はこういいます。
「不景気は発展のチャンスである」
こういった考え方もあるのです。
この本は仕事に行き詰ったとき、仕事の方向性で悩んだときに、ぜひ読んでいただきたいと思います。
この本から学ぶ教訓
正しい経営理念があってこそ、企業は正しく発展する
目次
まず経営理念を確立すること
ことごとく生成発展と考えること
人間観をもつこと
使命を正しく認識すること
自然の理法に従うこと
利益は報酬であること
共存共栄に徹すること
世間は正しいと考えること
必ず成功すると考えること
自主経営を心がけること
ダム経営を実行すること
適性経営を行うこと
専業に徹すること
人をつくること
衆知を集めること
対立しつつ調和すること
経営は創造であること
時代の変化に適応すること
政治に関心をもつこと
素直な心になること
- 社員心得帖 (PHP文庫)/松下 幸之助
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