あれから、あっというまに東京へ行く日が来た。
隆「今日…だよね…?」
実「うん…」
なんだか、このまま本当に会えなくなるんだな…って
いきなり実感が湧いてきて、
我慢していたはずの涙がこぼれてしまった。
隆「俺と実彩子なら離れても大丈夫。でしょ?」
その言葉に溢れ出していた涙が止まらなくなる。
隆「泣きすぎ」笑
私の涙を指で優しく拭ってくれる。
隆「でも、一日一回は絶対連絡してよ?」
実「うん」笑
そう言った途端、甘い香りに包まれた。
私の大好きな香り…
実「隆弘…?」
隆「ごめん…もうちょっとこのまま…」
微かに声が震えている隆弘…
さっきよりも抱きしめる力が強くなったと思ったら
私の肩や首筋に涙が次々と流れていくのが分かった…
