【褐色の爆撃機・ジョー・ルイス】に大差をつけて一位に選ばれたのはシュガー・レイ・ロビンソンだった
ヘビー級のジョー・ルイスをおさえて選ばれたシュガー・レイ・ロビンソンは今で言う【統一世界ウェルター級、統一世界ミドル級チャンピオン】である
今のように団体が乱立しておらず、階級も細分化されてない時代の2階級は今なら8階級に相当するかもしれない
ミドル級は時として【怪物チャンピオン】を生み出してきた→シュガー・レイ・ロビンソンは40連勝のあとジェイク・ラモッタ【レイジング・ブルのモデルで有名】に判定負けするが、その後92連勝する…まさに化物だ❗
【ミシガンの暗殺者】と言われたスタンリー・ケッチェルも『歴代最強のミドル級王者』の一人だ
彼をモデルにした映画がカーク・ダグラス主演の『チャンピオン』
エゴイストで冷酷非常、リングでは桁外れの強さを発揮するミッチ・グリーンの中に当時のケッチェルを垣間見ることができるが、彼は人妻に手を出して背中からリボルバー弾を撃ち込まれて世界チャンピオンのまま殺された
ハリー・グレブはミドル級王座に就いた時の戦績が200戦以上ファイトして僅か2敗、最後の5年間は片目だけで闘い、タイガー・フラワーズに連敗した時はほぼ全盲であった→視力回復手術の失敗で32歳の若さで世を去った
カルロス・モンソンは13年間不敗、14回の防衛に成功して王座を返上して引退した
王座を返上した時は73連勝中だった
しかし、モンソンも数奇な運命の男❗引退後愛人を殺害した罪で懲役11年、仮出所中に自動車事故で死亡した

さて、先日のWBA世界王座決定戦の判定は、WBAの会長までが不快感を示すという酷いものであった
プロボクシングとアマチュアの違いは何か❗当然一番の違いはファイトマネーが発生して、ボクサーはそれを糧に生活しているのがプロということになる
しかし、根元的な違いはアマチュアはボクシングのスポーツ化であり、プロボクシングは格闘技だということだ
スポーツ化したアマチュアは有効ポイントを多く獲得すれば勝てる
相手にダメージを与えなくても有効打になる
プロは相手をどれだけ【ボコボコ】にするか、ダメージを与えるかが勝負だ❗
ナカジマ、ハッキリ言って第1ラウンドを見て村田の勝ちを確信いたしました
エンダムのミドル級とは思えないパンチの軽さ、村田の右ストレート1発でブッ飛ぶ姿を見れば当然でしょう
しかし村田諒太は破れた❗何故だ❗
サッカーで言えば【3本ゴールネットを揺らした】チームより【枠外シュートを20本放った】チームが勝ったみたいなもんだ
エンダムはロープにブッ飛び、バランスを失い何回もスリップし、村田に抱きつくことで辛うじてダウンを逃れる有様
村田も【プロ】に徹しきれなかったのが敗因に繋がってしまった❗倒せる相手を倒さなかった❗
もう一度【プロは相手をどれだけボコボコにできるか】で勝負が決まるのだ

マーベラス・マービン・ハグラー

シュガー・レイ・レナード

トーマス・ヒットマン・ハーンズ

マノス・デ・ピエドラ【石の拳】ロベルト・デュラン
ライト級、ウェルター級、ミドル級、スーパーミドル級にかけて80年代の四人の闘いをまとめたVHSを何度見たことか❗
村田諒太は今回の王座決定戦で世界のミドル級に通用することが証明されたが80年代のミドル級戦線を幼き頃に見たナカジマは複雑な思いである