ゆら ゆらんこ
ユら ユらりこ
太一と春美は雨上がりのブランコに乗って
気持ちのいい朝の風の波間にゆれている
ふたりの手は太陽に温められて
あじさい色ににじんで光る
きゅら きゅらんこ
ギゅら ギゅらりこ
どっちが遠くまでズックを飛ばせるか?
まもなくブランコ越しにそういう話が持ちあがり
いつの間にかふたりも元気よく
たがいちがいの熱い振り子にに変身
(イッセイ の セッ!)
(ヨッセイ の セッ!)
ふたり交互に風船をわったような声で
ズックを舞い上げた
ぐんぐんと空と大地にゆれる
ブランコの荷台から
ふたりの瞳に
遠く真っ白な 雲の丘が見えた
春美のズックは公園のすみっこの
やなぎの高い梢に 引っかかった
太一のズックはまっすぐ公園の囲いを越えて
真っ黒なドブのみぞに はまった
るら るらんこ
ルら ルらりこ
驚きと喚声! のまっただ中に
ふたりのちいさな胸も
ラムネのジュースの味に染まる
ユら ユらりこ
太一と春美は雨上がりのブランコに乗って
気持ちのいい朝の風の波間にゆれている
ふたりの手は太陽に温められて
あじさい色ににじんで光る
きゅら きゅらんこ
ギゅら ギゅらりこ
どっちが遠くまでズックを飛ばせるか?
まもなくブランコ越しにそういう話が持ちあがり
いつの間にかふたりも元気よく
たがいちがいの熱い振り子にに変身
(イッセイ の セッ!)
(ヨッセイ の セッ!)
ふたり交互に風船をわったような声で
ズックを舞い上げた
ぐんぐんと空と大地にゆれる
ブランコの荷台から
ふたりの瞳に
遠く真っ白な 雲の丘が見えた
春美のズックは公園のすみっこの
やなぎの高い梢に 引っかかった
太一のズックはまっすぐ公園の囲いを越えて
真っ黒なドブのみぞに はまった
るら るらんこ
ルら ルらりこ
驚きと喚声! のまっただ中に
ふたりのちいさな胸も
ラムネのジュースの味に染まる