「へっへっへ、サンタにプレゼントをお願いしたのさ。助っ人であと100人こびとをプレゼントして下さいって。これでプレゼントは666万個できたってわけさ」


「なあんだ。それならあと334万個、100人のこびとたちに手伝ってもらえばいいんだ」


「それは無理。100人のこびとたちは役目を終えて、消えちゃったから」


「そんなあ。あと334万個はどうするのさ」


「それが問題なんだ。あと334万個は、大人たちへのプレゼントさ。大人たちへのプレゼントの決まりを覚えているかいフォーフィー」


「ああ、形がない、見えないプレゼントじゃなきゃだめなんだ。ぼくらは、プレゼントに気がつくきっかけを作る役目だけなんだ」


「フォーフィー。わかってるじゃないか。じゃ、用意はいいかい?」


「えっ、なんの?」

「ぼうしをかぶる用意さ、こんな風に」

シャシュは、フォーフィーのかぶっていたトンガリ帽子をつかんで、顔がすっぽり入るくらいに、下ろしました。


その瞬間にフォーフィーの姿は、あとかたもなく、消えました。


「さあこれから、シャシュとフォーフィーの大冒険のはじまりはじまり!」

シャシュはそう言うと、自分の頭の上の帽子をつかんで、勢いよく、下ろしました。