じゃり道に車輪の音を聞き
荒野へうながされ走る
幌馬車の中の少女はもう大人立ちし
――一家の放浪時代……
あの頃をなつかしく思い描いて
独り故郷への夜道を帰ってゆく
みんなが寝静まった夜更けに
幌の中にランプを掲げ
ひとり絵筆を握る母の匂いが
このどこまでも続く 長いじゃり道の向こうには
ああ あふれるほどだ!
(かあさんは/荒野をゆく/幌馬車の中で/お胸に籠る/あこがれを/えがく/絵描きさん)
歌を謡(うた)い
わたしは聖夜のじゃり道に
それを子犬のように 嗅ぎ歩いてゆく
荒野へうながされ走る
幌馬車の中の少女はもう大人立ちし
――一家の放浪時代……
あの頃をなつかしく思い描いて
独り故郷への夜道を帰ってゆく
みんなが寝静まった夜更けに
幌の中にランプを掲げ
ひとり絵筆を握る母の匂いが
このどこまでも続く 長いじゃり道の向こうには
ああ あふれるほどだ!
(かあさんは/荒野をゆく/幌馬車の中で/お胸に籠る/あこがれを/えがく/絵描きさん)
歌を謡(うた)い
わたしは聖夜のじゃり道に
それを子犬のように 嗅ぎ歩いてゆく