2017年7月28日

　今日は神宮球場に，西東京大会の準決勝，早実対八王子学園八王子高校の試合を見に行って来た。昨年この八王子高校に負け，この高校が甲子園に行ったのである。

スタンドで見ていたので細かい投球は分からなかったが，相手のピッチャーが良かったのか，なかなか打てず苦戦をして心配されたが，7 回に清宮がダメ押しと思われる107号ホームランで早実は勝つことが出来た。

春の大会までは10点を取らなければ勝てないといわれたピッチャー陣の実に弱い早実に救世主が現れた。

6月だったかの愛媛県の招待試合で，キャッチャーの雪山が投げたのである。そして完投勝利を収めた。ここ3年間早実の試合を見てきて完投したピッチャーを一人も見たことがなかったのに…。

この大会では，雪山が一人で5試合投げ，２，０．０．１，１点とまだ5点しか取られていない。素晴らしいピッチャーが現れたものである。キャッチャーから急に転向と言っても中学時代には全国大会にも出たいいピッチャーだったそうである。早実では肩がいいということからキャッチャーをやらされていたようである。

決勝戦の相手はここ3年連続準優勝で終わっているという東海大菅生高校である。この高校は今日の準決勝で4本のホームランを含む15安打で，11点を取っている。決勝戦での雪山のピッチングが見ものである。

ところで，今日の清宮のホームランが今までの高校でのホームラン記録107本に並ぶことになった。この記録については練習試合も含むことから，価値があるとかないとか賛否が盛んに言われている。

先日，あるスポーツ記者が，清宮のホームランの価値について，驚くべき価値ある記録だといろいろ細かい数字をあげて書いていた。早実は練習試合が多いのではという疑問には，早実は年間50試合ぐらいで少なく，土，日はダブルヘッタ―をするなどして年間100試合以上している学校が多いそうである。早実の場合は過日の愛知県，愛媛県の招待試合でも県の上位4校ずつとするなど強いチームとの練習試合が多いそうである。公式試合で8試合連続ホームラン，そして一試合おいての今日のホームランは素晴らしかった。

最近のこと再掲 第545回 清宮の107号ホームランを見てきた

最近のこと再掲　第545回　清宮の107号ホームランを見てきた