九州旅を書いている途中ですが、先日行った大相撲について感動が薄れないうちに書いておきたいので。
相撲はつい最近まで全く興味なく、何が面白いんだろう？
伝統芸能だからNHKで中継をしているんだろうな？！
程度で見たことはありませんでした。
ところが、相撲好きな友人に誘われて一度くらいは見ておこうかな？！と行ってから
はまりました！
テレビで取り組みをじっくり見るようになってから更に沼にはまりました(*^_^*)
伝統芸能どころか最強の格闘技！わずか数分の勝負に最高の技と緊張感が詰め込まれていて、見れば見るほどにはまります。
昔からは考えられないけれど、今や年に６回の本場所が待ちきれず、１５日間、出来る日はテレビの前にかじりつく日々！！
お相撲さん、わずか９０日の労働でいいな～！と思ったら大間違いで場所と場所の間は全国巡業があってかなり忙しそう！稽古もあるし・・・というのも最近になって知りました。
最近はまた相撲人気が盛り返しチケットが取れなくなっています。
初場所もチケット完売で毎日満員御礼！！
何度も抽選に外れてやっとこの日の２階椅子席最前列が取れました。
相撲好きの友人といざ両国へ！
１時過ぎに着いたら、丁度、タクシーで到着した千代丸関とバッタリ！
国技館前広場では相撲協会のマスコットたちがファンサービスを
この日も石川県出身の幕内力士、遠藤、大の里や富山出身の朝乃山にいつも以上の熱い声援が送られていました。
２階席でも張り出しているのでかなり土俵に近く見やすい席でした。
写真は遠く見えますが体感はもっと近い！
十両土俵入り
左の外国人力士がウクライナ出身の獅子。獅子にも熱い声援が！
そして十両力士たちが支度をする間に幕下上位５番の取り組みが始まります。
お目当ての若隆景が登場します。右膝靭帯の再建手術で３場所連続で休場して関脇から幕下まで転落。先場所から復帰して５勝２敗で今場所は西幕下筆頭になりました。
今場所勝ち越せば十両復帰になりそうです。
幕下は７番しか取り組みがないので見られない日もあり、一日おきに取り組みがあるか？といえばそうでもなく。前日にならないとみられるかどうかもわかりません。
幕下と十両では待遇が天国と地獄だそうで、十両になって初めて関取と呼ばれて大銀杏も結え、給料も出るそうです。厳しい世界ですよね～！
この日は凛々しいお姿を見ることができて大満足！！
先場所は初日から２日間は大けがからの復帰直後でおっかなびっくり感があってまけましたが、今場所は力強い相撲で相手を寄せ付けません。
以前から相撲取りにしては細身の筋肉質でしたが休場中、いつも以上に筋トレに励んだそうで益々筋肉隆々！！
古武士の様な風貌で寡黙なイケメンでカッコいいのです。
正統派の相撲を取るのでうるさ型の北の富士も誉めていました。
「太った男も筋肉質の男も嫌いだったじゃない？！」と友人たちに呆れられていますが・・・(*‘∀‘)
お相撲さんは鍛え抜かれた筋肉の上に脂肪の鎧を着ていますから、ただ太ってるんじゃないんですよね。
で、いよいよ幕内土俵入り
なんと、この日が貴景勝のジェラートピケの廻しが見られる最後だったとは！！
おばはん二人はジェラートピケなるものを知らず、アイスクリームやかと思ってました。友人はもっとひどくてデザートピケかと思っていたそうです(*^_^*)
３場所連続休場の横綱照ノ富士が復帰！
横綱土俵入りが見られました。やっぱり、横綱がいると締まります！！
露払い翠富士、太刀持ち熱海富士
そして幕内最後から２番目の取り組み。ご贔屓の貴景勝とこれまたご贔屓の若元春登場（若隆景のお兄さん）どっちを応援していい物か悩みますが、首が心配な貴景勝に声援を送りました。叫び過ぎて喉が痛い！
貴景勝は九月場所の優勝決定戦で変化して批判にさらされましたが、前日本番でしっかりぶつかり、熱海富士を圧倒したあと、千秋楽では大栄翔に勝って全力を出し切ったあとの決定戦。一人大関の重圧にずっと耐えてきて、全幕内力士の意地をかけても２１歳の新入幕の若者に優勝させるわけにはいかなかったでしょう！！
非難されるべきは新入幕の若者に優勝決定戦まで易々と進ませてしまった他の幕内力士だと思います！！！
でも、インタビューに答えた貴景勝の話は心を打つ立派な内容でした。
愚痴や言い訳は言わない潔さ！カッコいいです。
で、その姿はおすもうちゃん人形みたいなジェラートピケの廻しが似合う可愛らしさでいいんですよね～！！
この日は若元春に押し出されてしまいました。
右手に力が入らなかったそうで翌日から持病の頚椎症が悪化して休場となってしまいました。突き押し相撲で首から当たって行くタイプなので首に物凄い負担がかかるのでしょう。来場所復帰できるのか心配です。
夢の横綱はまた遠のいてしまったけれど、まだ若い！しっかり治し再チャレンジしてください！！！
