僕の中を主に占める人格というのは、おそらく少しでも楽をしたい、酷い目に遭いたくない、楽な生活をしたいといったものでしょう。


そしてもしかすると高潔な要素もあるのかもしれない。突き詰めると砂漠で喉が渇いていても少ししかない水を隣の人にあげるみたいなものです。しかし人間こうありたいという願望で思い込んでいるだけかもしれない。


生活のそこかしこで自分の俗物ぶりは嫌というほど思い知らされる。こういうのは何か咄嗟に判断しないといけない時に如実に現れるようです。追い詰められると人間性がわかるという、あれですね。