自分を化学的に捉えてみた時に、それは分子式というか、原子の周りを回っている分子を「感覚的」にわかってしまうことがあったとしたら、感情の起伏とか、身体の好不調などはどうでもよくなるとふと思いました。


虫や魚などは、痛覚というものがあまりないというのは聞いたことがあるのですが、人間もそうだとして、脈拍や内臓の何処かに異常が認められることが何らかのセンサーで簡単に認識できるのだとすれば、毎日の生活はなんと楽なものにならないでしょうか。


いずれどんな痛みも、脳の疾患の混乱や悩みなども、外科的な手術や薬の服用などしなくても身体の外部から自覚しない刺激を与えて治療するというSF的なことになるかもしれない。そうしたらいつか命が終わりを告げるまでは好き放題できる行動範囲は広がっていくわけです。誰か僕が人生終わるまでにそんな研究結果を発表してくれないでしょうか。