家を作るにあたり、GL(グランドレベル)・水勾配の重要性を認識していませんでした。
拙宅は地盤改良不要ドキドキ やじるし水はけが悪い状態です。叫び

表面の土を少々入れ替えた所で焼け石に水、勾配をつけ表層排水する事が重要の様です。
高級なグラウンドの様に暗渠排水と言う方法もある様ですが、、、。

外構設計にあたって配置図を見ると  部分は約10m(1000cm)。

高低差がなく、水勾配がとれません。

駐車場や玄関までのアプローチは通常1.5~2%程度の水勾配が必要の様です。

勾配を取るため東側基礎立ち上がりの一部、玄関ポーチの1段目の階段の垂直部分が15cm埋まりました。


これで1.5%の勾配を取る事ができました。

上記のため北側の砕石敷き部分の道路側への排水は、ポーチが結構な面積を占めるのと相まって、期待しづらい状態です。


南側以外、防草シートを隙間無く布設したことも手伝って、豪雨時には2~3cmのプールになり、試しに枡の蓋を開けてみると一気に排水されたそうです。
枡と蓋は隙間だらけで水が流れ込むのかと思っていましたが水密性がある様です。


蓋にドリルで穴を開け、ボウフラ対策のために枡に網戸の網を被せ。


周囲をカット。


後で調べてみると格子状になっている蓋や取っ手が切り取られ網をセットできる物まで売っていました。


駐車場の位置、玄関までのアプローチ、出来れば庭や家の裏側からの水勾配を考慮したGL(グランドレベル)の設定が重要です。
家の設計者はここまで考えていないことが多いそうです。

うちの場合、15cm程GL(グランドレベル)が高ければ良かったのかも知れません。


それにしても10mで15cm(0.9度)の勾配というのは微妙です。
真っ平らに作るより難しそうです。

土地調査が終了し、配置図が完成前の段階で、設計者任せにせず詳細に検討するか、経験豊富な外構業者のアドバイスを貰うのがお勧めです。