【ゆく河の流れは絶えずして
しかも もとの水にあらず
淀みに浮かぶ うたかたは かつ消え
かつ結びて 久しく とどまりたるためしなし
世の中にある人とすみかと またかくのごとし】
朗読を聞いていると、
原文は、ことば が ゆるやかに せせらぎのように流れ‥。静寂、まさに静寂に誘い込まれて行く。
現代語訳は、ことばの 情景描写も丁寧に‥。
繊細さがさらに加味されていくよう。
(現代語訳 佐藤春夫)
【河の流れは常に 絶える事がなく、
しかも流れ行く河の水は移り変わって絶え間がない。奔流の現れる飛沫は一瞬も止まる事がなく、
現れるや直に消えてしまって又新しく現れるのである。世の中の人々の運命や人々の棲みかの移り変わりその激しいことなどは、ちょうど河の流れに例えられ また奔流に現れては消え去る飛沫のように 極めて儚いものである】
どちらも、心地よく耳に入ってきます。
眠りに誘われ‥。睡眠導入。⏳️
幾度となく。🕊 (笑)
確かに、朗読は 朗読する方により 多少の趣も、よい悪いではなく‥。感じます。
BGMが、ありのパターン、
なしのパターン。🐦️
映像あり、なしもあり。🍃
どちらも、ことば が、伝わりにくいということもなく。
いろいろなパターンを、聞いています。
落ち着きと、安らぎを‥。🌱
ことば に、よって。
美しいことばの再発見‥。📚️
これ以前では、
小説を朗読で聞いていて…、というのがありまして。
そして、鴨長明 【方丈記】に 辿り着いた みたいな‥。✒️
純文学といわれる 芥川龍之介とかを聞いて…、。小説を朗読で聞いても、なかなか良いなぁ、なんて。😊からの、流れです。
さて、【方丈記】ですが‥。
古典と言われていますね。
三大随筆の ひとつ。
[徒然草・枕草子・方丈記]
困難が続く時代に
どのような心の 在り方で 受けとめ…。
それにより、人生も 穏やかに‥。
随筆。~京都での大災害についての記録にもなり~
・大火あり(都の1/3が焼失)
・竜巻あり(つむじ風)~平家物語にも引用されているとか~
・福原遷都あり(政治の混乱)~平清盛の一存~平安京⤵️~「やっぱりやめよう! はぁ?」(笑)みたいな~「戻るのぉ?」💦
・飢饉あり~貴族が、「お願いします。お米を売って下さい!!」~農民⤴️
⭐愛の深き者から死んでいく⭐😢
・大地震あり~描写がリアルで、記録としての価値もあり~
鴨長明の 希望と絶望‥。
鴨の一族。
下鴨神社の跡取りからの、失脚‥。
‥。災害。
世俗を離れ 山奥で暮らす‥。
隠居。
儚さ、虚しさ…、
花鳥風月を 肌で感じ‥。
ただ静かに…、今の生活を楽しむ。
出家をしたわけです。
方丈の庵で暮らす。
(一辺が1丈・約3メートルの正方形の広さの棲みか)(四畳半から、六畳)~分解できる組み立て式~簡易なやしろ(木材)~
―生活(寝れる)―仏教の間(神仏教)―芸術の間(琴、琵琶)からなる やしろ。
「人里離れて…、とか。棲みか…。食事、自然、芸術‥。。これは、拘りではないのか? 」
そして、⭐煩悩を肯定したのです⭐
これが、生きるということ‥。。
⭐悟り、なんか開いていないのよ‥⭐
これが、人生ということ…。。
お坊さんでもなく、権力者でもなく、
独特の境地へ。
『数寄(すき)の人』
ワビサビの世界。侘び、寂び‥。
芸術や風流に 心を寄せた人(この時代にあって‥。)
でも、大丈夫。🌄
寝てもいいんですよ。
好きなことをしましょう。
自分の数寄(すき)を楽しみましょう。
宗教的、哲学的に生きても‥。
河の流れは‥。
⌛️ 好きなことをして生きるのが、いちばん楽しいん、だよ。‥。
方丈の庵で、記そう。―――――――。
さまざまな📖
方丈記が 語られています。
解説も されています。
鴨長明 【方丈記】
に、接することによる。
この 心の "穏やかさ" みたいなものは 何なんだろう。
ことば の 美しさ、
描写、表現力。
古典とされるもの。
この清涼感を求め‥。
幾度となく、この河の流れに触にくるんだろうなぁ。わたし。
朗読~読み聞かせ~
悪くはないなぁ。(感想)
であり、方丈記を語るということではないので‥。
正しく 伝わっているのかは。
また、別の…はなし(ことば)、であります。😅
繊細な描写により、
心の "ありよう" で‥受けとめも変わってくる。
新たな、新たな "きづき" も、また‥。
鴨長明 【方丈記】
の、朗読~聞き流し~に、触れて でした。🤗
いや、朗読~睡眠導入~に、触れて かなぁ。🤭
我が家、方丈の庵で‥。
貴女への煩悩に 明け暮れながら‥。
記す。🤣 だめかなぁ。(笑)