ここのところ『スマートウオッチ』に関するご質問やお問い合わせがとても多くなりました。
皆さんの『スマートウオッチ』への関心の高さを感じています。
実際に店頭に見に行かれたという生徒さんからは
- 「いろいろな種類があって・・・」
- 「何を購入したらよいのか」
- 「値段も様々だし・・・」
- 「高いものを購入しても果たしてつかいこなせるのか?」と
ご相談を頂きます。
ところで皆さんは『スマートウオッチ』では「どんなことができるのか?」
説明することはできますか?
「なんとなくはわかるけれど・・・」という方も多いと思います。
スマートウォッチは、スマホと連携させて使う腕時計です。
CPUが内蔵されていて、さまざまな機能を活用できる電子機器です。
代表的なものに、iPhoneと連携させるApple Watch(アップルウォッチ)、Androidスマホと連携して使うGoogle Pixel Watch(グーグルピクセルウォッチ)などがあります。
Androidスマホと連携して使うスマートウオッチは様々なメーカーから色々な種類と価格帯のものが出ています。
スマートウオッチの主な機能は
- 通知機能:スマホに届いた着信やメール、LINEなどの通知を確認できます。
- 健康管理機能:心拍数や血中酸素濃度、睡眠状態などを計測できます。
- スポーツ機能:歩数や走行距離、消費カロリーなどを計測できます。
- 決済機能:SuicaやiDなどの電子マネー機能を搭載したモデルでは、スマートウォッチをかざすだけで買い物や交通機関の利用ができます。
まず、スマートウオッチの購入を検討するときには「何を一番したいのか?」を考えていただくとよいですね。
「通知機能?」「健康管理?」「スポーツ機能?」「決済機能?」
スマートウオッチの種類と金額は、できる機能によっても違ってきます。
「たくさんの機能がついている高価なものを買ってもつかいこなせるかしら?」と心配な方や、「ちょっと試しに使ってみたい」という方には、一番低価格の3,000円台のスマートウオッチで『スマートウオッチデビュー』をしていただくのもおすすめです。
私も、現在左手にiPhone用『Apple Watch』、右手にandroidスマホ用の低価格3,000円台の『スマートウオッチ』をして、両方の違いを確認しています。
左:iPhone用『Apple Watch』
右:androidスマホ用の低価格3,000円台の『スマートウオッチ』
★Apple Watchは
- PayPayやモバイルSuicaなどの決済機能があります。
- Apple Watch専用のアプリが豊富に用意されています。
- 替えのベルトなどアクセサリー関係が充実しています。
- 色々な機能がある分、バッテリーの持ちは悪く毎日充電が必要です。
★androidスマホ用の低価格スマートウオッチは
- 決済機能はありません。
- アプリの種類も限定されていますが、血圧・血中酸素・心拍数・体温・睡眠時記録や万歩計、スポーツ機能は付いています。
※医療機器としての承認はありませんが、Apple Watchとの数値の大きな差はありません。 - 機能が限定されている分、操作性がわかりやすいです。
- 使い方にもよりますが、バッテリーも約1週間程度持ちます。
私の80代の母にも、初めてのスマートウオッチということで、3,000円台のスマートウオッチをプレゼントしました。
万歩計、血中酸素、血圧などの数値が手元ですぐに確認できて重宝しています。
(※血圧などの数値は参考ということで血圧計でも計測しています)
「スマートウオッチは何ができるんだろう?」
「ちょっと使ってみたいけれど・・・」という方には
まずは低価格のもので、試していただく安心だと思います。
そしてもっと色々な機能を本格的に使いたくなったら、その時にご自分のスマホに合ったスマートウオッチを購入されるとよいと思います。
パソコープあきる野教室では、スマートウオッチの取り寄せから、初期設定・スマホとの連携、使い方まで、1・2回の個人レッスンで対応しています。
ご興味のある方は、お気軽にご相談下さい。
昨年12月、NHKの朝の番組で「スマートウォッチ外来」が話題になっていました。
*豆知識*スマートウォッチ外来とは?
スマートウォッチには心電図や心拍に関わる機能があります。(Apple Watchの家庭用心電計プログラムは、厚生労働省より家庭医用医療機器として承認されています。)
スマートウォッチに自動的に記録される心電図で受診ができる医療機関があり、スマートウォッチ外来と呼ばれています。自覚症状がなくてもスマートウォッチが異常を検知して、受診したら不整脈が発見されたという例があり、番組で紹介されていました。(※ただしApple WatchはiPhone専用になります。)