写真は末吉くんという平泉成のモノマネでお馴染みの芸人だ。
真面目で誠実というイメージが強いが、彼にも裏の顔があった。
10年以上前の話なので、時効だと思うので話そうと思う。
末吉くんに彼女がいると言うので、写真を見せてもらおうと思い携帯を貸してもらった。
末吉くん
イヤー、彼女の写真無いんですよ～。
山内
またまた～。絶対あるでしょー。
末吉くん
本当に面白い写真無いんですよ。
山内さんやめてください！
山内
そんなこと言って、エッチな写真とかあるんじゃないの～。
携帯の画像フォルダをひらいた。
そこには、、、。
、、、。
ものすごくエッチな知らない女性の写真が沢山あった。
、、、。
僕は言葉を失い、末吉くんを見た。
末吉くんは真っ白な顔で僕のほうを向いて言った。
末吉くん
違うんです、違うんです！
これ、、、エロ本なんです！
山内
エロ本？
エロ本を写メ取って携帯に？
、、、。
僕は恐ろしくなりました。
この末吉くんのとんでもない性癖を知ってしまったことにどうしていいか分からなくなり固まってしまいました。
末吉くん
違うんです！
あの、実は彼女がですね、僕がエロ本を読んでると怒るんですよ、、、。
でですね、家にもエロ本を置いてはダメなんです！
だから買ったばかりのエロ本を読まずに捨てるのがどうしても悲しくて、、、。
写真とっちゃいました、スイマセン！！
なんて純粋な人なんだ。
普通なら彼女に内緒で家に隠しておくことも出来るのに。
それを携帯におさめてエロ本を泣く泣く捨てたあと、彼女のいないところでコソコソ見てる末吉くんを想像したら、余計にこの人が好きになりました。
今日久々にその話を思い出したので、抜き打ちでフォルダを見せてもらったらありませんでした！
もうよみおわったんだね！！
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そうすけ
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