デジカメ 上半期売り上げランキング
デジカメ3種の神器は「6メガ」「ブレ補正」「カード型」
順位 | メーカー | 製品名 | 発売日 |
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1位 | カシオ計算機 | EX-Z600 | 2006/1/27 |
2位 | 松下電器産業 | DMC-FX01 | 2006/3/10 |
3位 | ソニー | DSC-T9 | 2005/11/18 |
4位 | 松下電器産業 | DMC-FX9 | 2005/8/26 |
5位 | キヤノン | IXY DIGITAL 60 | 2005/9/16 |
6位 | 富士写真フイルム | FINEPIX Z2 | 2005/11/1 |
7位 | カシオ計算機 | EX-Z500 | 2005/8/12 |
8位 | ソニー | DSC-T5 | 2005/9/9 |
9位 | キヤノン | IXY DIGITAL 700 | 2005/9/1 |
10位 | キヤノン | IXY DIGITAL 800 IS | 2006/4/14 |
上半期のトップセラーはカシオ計算機のEXILIM「EX-Z600」
。広角/超望遠レンズや防水機能といった強烈な個性を持つ訳ではないが、600万画素CCD/光学3倍ズーム/2.7インチの背面液晶/約550枚の撮影可能枚数といった人気の要素をコンパクトなカード型ボディにまとめた、バランスの取れた製品になっているのが人気の秘密。
とはいえ、EX-Z600が備えている各種の機能は、ランクインしている製品ならば大なり小なり備えている。ソニーの「DSC-T9」や松下電器産業の「DMC-FX9」などはEX-Z600の備えていない光学式手ブレ補正機能も搭載(EX-Z600は「アンチシェイクDSP」による電子処理でブレに対応する)するし、富士写真フイルムの「FinePix Z2」はISO 1600という類を見ない高感度撮影モードを備えている。しかし、価格も含めた総合的なバランスでEX-Z600に軍配が上がったといえる。
2位の松下電器産業「DMC-FX01」 にも注目したい。「ブレないデジカメ」をキャッチフレーズに人気を博してきたLUMIXシリーズに、F2.8/28ミリ広角レンズという新提案をひっさげて加わった機種だ。3月発売と集計上はやや不利なタイミングで市場に登場したが、高い人気を得たようだ。
DMC-FX01には、CCDに7メガにグレードアップした後継機種「DMC-FX07」 が既に発表されており、8月下旬には販売も開始される。もちろん28ミリからの広角レンズをはじめとした前モデルの特徴はすべて継承される。「広角レンズ」を新たなトレンドとして定着させることはできるのだろうか?