こんにちは。MaNChiです。

今回は3周年Pカップで使った七草にちかの編成のお話です。

結果は1位!



編成以外の話はまた別の機会にいつものテイストで書こうと思っているので、そちらも気になる方は是非。



使った編成は所謂自札なしDaVi2極結論編成です。

が、これは所謂上位が用いる編成です。
軽く後述しますがExスキルの要求値や編成への理解度、ユーザーの練度も必要になるので、真似すれば誰でも最強というわけでは無いことは忘れないでください。
そして、今回の自分の構成はその中でも特異で歪んだ構成であることは先に述べておきます。



それでは画像で紹介します。











配置もこれが最適だと思っています。

取る札は海→駅の 4凸2枚ですが、振り返りを開いた時の画面は下のようになります。



動かさずに4凸札に触れるのが編成左のサポートから番号を振ったとして1,3,4になっています。
しかし4はほぼ隠れているので1,3がかなり現実的に問題なくスキルパネルを開けることが出来ます。

ここで1,3に駅と海は確定です。どちらにどちらを置くかに関しては自分の好みです。

しかし2,4の全力ビートと狼煙は理由があります。

この編成では要求SPが280に見えますが、Da2.5倍とVi2.5倍を海、駅からではなく全力ビート、狼煙から取ることによって要求SPを10ずつ下げ、260まで減らすことができます。

雑誌連打でS3に入る時にSPが260を超えていた場合、この手法を用いて必要に応じてSP消費を少なくします。

このため、海の道中でDa、駅の道中でViの札を取る必要があるので、簡単のためにそれぞれを持っているサポートを隣に置くという結論になりました。

また、これは案外気づいてない方もいると思うのですが、この編成は全てのパネルを取り切るとDa-Viの札の枚数が7-6になります。
Daが1枚要らない事になるんですが、一番弱い札はDa2.5倍です。


駅の4凸を取る時にこれを踏み潰すとDa-Viが6-6で問題ない上に、準決勝敗退を狙う時のためにメンタルキュアを残すことができます。
急いでプレイしていると反射的に札を選ぶ事もありますが、この時にDa2.5倍を打つことがないという利点もあります。(個人的にはこれが一番大きい)






この編成はDa、Vi共に十分な火力を出すことを可能にしながら、体力サポートやパーフェクトマスタリー等のカットインによるタイムロスが無いという編成です。

さらにバフがついた札が3枚あり、これの後に思い出を打つことによってノーマル3回+思い出の4T決着を決められる可能性が高くなっています。





しかし2極であることの弱点、雑誌連打であることの兼ね合いからステータスはギリギリです。

多くのアイドルでこれと同じないしほぼ同じ編成を使った人が多いと思いますが、その場合、プロデュースに貼るExはMeMeSPの虹3枚です。

放クラをプロデュースする場合はユニマスSPがあるのでSPではなくDaVi初期値でもいいかもしれませんが、実際に試した訳では無いので憶測の範囲です。



Meを2枚貼ることによってMe414のラインに届かせることができます。
このラインは歌姫で審査員から3被弾してもアピールメーターの2段階をキープできる値です。

4被弾目から3段階になりますが、413以下のMeだった場合には3被弾すると3段階になります。

これは同時に2ターン目のアピールメーター2段階を確約するものであり、多くの編成で重要視されるメンタルラインです。





ここまでは全体的な話です。ここからにちか特有の、私が伝えたかったことがはじまります。

 






このメンタルラインの話で七草にちか第1の問題点が襲いかかります。







七草にちかは実装日が4/5、プロデュースはRのみであることからEx回収が極めて困難です。

そして、一つだけ謝罪があります。

先ほどの画像に貼ったにちかのExスキルは幻想です。

実際には各Exの金を貼って開始しました。ここまではPカップ前に用意しました。

この画像を用意するためにPカップ後も周回を少し続けていたのは笑い話です。

2.5周年の振り返りで私も述べているのですが、Me金2枚だとMe414安定とはいきません。
Meがなくなって負けることがかなり少なくなり、かつ少しステータスが上ブレたら414に乗るのがMe金2枚=Me+60と考えています。

つまりMeをある程度安定させるためにはMe金を3枚ないしMe金2枚+銀1枚が欲しいと言ったところです。

3枠使ってやっとメンタルが安定します。

しかし、この編成はどうしても下ブレた時にSPが足りない事が起きるため、SP金ないし虹を1枚は貼りたいです。
SPが足りないということは全体的なステータスが不足しているため、札が足りないことも重なって火力不足になり、恐ろしく負ける確率が上がります。S3の高速化という観点もあります。

このため、1枠は絶対にSPを貼りたいわけです。


そうすると残りは2枠なので、順当に行くとある程度ステータスが良ければ414に届くMe金2枚となります。






ここで第2の問題点が存在します。





この話を知らない方は待っていたかも知れません
初期テンションアップのExを採用した理由です。

これは決してふざけているわけではなく、考えた末の私なりの結論です。




みなさんにちかをプロデュースしたことはありますか?
WINGではシーズン毎のコミュに加えてオーディション前、モーニング等のコミュがありますが、にちかはまずWINGのシナリオのコミュが非常に長いです。

過去最長だった透と比べてもスキップを用いて約3秒ほどコミュが長いらしいです。(透1位談)

さらに朝コミュも選択肢が出てくるまで、選択肢を押したあとがどれも長く、さらに長さがバラバラであるという欠点があります。




そしてもう一つ、オーディション前のコミュが非常に厄介です。

そもそもの話ですが、オーディション前のコミュはほとんどのキャラで左からテンション変動なし、テンションアップ、テンションダウンと並んでいます。

さらに思い出レベルが高い、低い、テンションが高い、中くらい、低いの組み合わせで6種類存在します。

Pカップ中は基本的に思い出レベルは低いのでテンションによって3種類のコミュ(トラブルを引いたり頭や体を触らなければテンションが下がっていくことはない)から2種類が出現することになります。

ここでテンション中の時のオーディション前コミュは選択肢が出てくるまでに時間がかかりますが、テンションが高い時はそんなことはありません。
そして選択肢を押したあとのコミュの長さは左と真ん中で露骨に変わります。
左の方が早いんです。

つまり、テンション高でかつ左の選択肢を押すことが理想になります。
さらに言うと選択肢を左で固定することによって動きの簡単化が図れます。また、S3のオーディションを4ターン決着するために思い出が打てる状況であることは重宝します。

これを最初から実現するために初期テンションアップのExを採用しました。
また、記者の取材を受けるとテンションが下がる確率が高いため、基本的に全ての場合で記者の取材は断りました。カタストロフなどでテンションが下がった場合はタイムロスの観点からテンションをあげることを諦めて左の選択肢を押していました。

これらは他のキャラの自札なしDaVi2極編成に少しでも追いつくためでもありました。



さて、話は戻ってプロデュースのExの観点です。
SPと初期テンションにExを2枠取られました。
残りは1枠になってしまったので仕方なくMe金を1枚貼って、最終的な形になりました。

ややMeが低いため、S3でメンタルがなくなって敗退する可能性が高まりますが、先述したバフ付きの札やパーフェクトを押す、殴り方などを必要に応じて工夫することによってできるだけ事故がないように進めました。

そして歌姫や七色などのオーディションでは先述した414の観点から3段階要求が多く出てきます。


つまりこれを決めなければ勝てない場面が通常に比べて多くなるんです。


過去の僕は、花め無しで雑誌連打してMeが400に満たない編成を使って3段階を決めると豪語し、ボコボコに負けていた人に、3段階決めるって言って本当に決められるやつは殆ど見たことない。そんなのは驕りだ。
と言っていました。

この編成はまさに過去の自分が否定していた自札なしDaVi2極でMe414ラインを捨てた不完全な編成です。

でもやはり私は他のキャラににちかだからという理由だけで大敗するのは納得できませんでした。逆境に燃えていたと言った方が正しかったかも知れません。

そして、2.5周年終了後のEx回収中の期間、花めを編成から外しても尚、チンパンジーだった私は雑誌連打をしている中で、3段階はある程度決められると思っていました。

これらのことから、「それでも俺は3段階を決める」と覚悟を決めてMe金1枚のみの自札なし雑誌DaVi2極編成を使うことに決めました。
理論的な早さを追い求めた結果です。
これがタイトルにもある決めろ!3段階の真相です。



一応補足しますが3段階はこれです。



結果からいうと、この編成を使う負担はとてつもなかったです。
流行1位を取るために3段階、場合によっては4段階を要求されることもあり、集中が必要でした。
さらにVo1位の流行に大しては当然ラストアピールを調整して18負けしないように立ち回らなければならない、先述したS3でメンタルがなくなって敗退しないような工夫など、考えることが非常に多かったです。

この歪んだ編成を使った甲斐あってか、初動の速度は高水準で、生半可な準備で望んだ人にはキャラ差はあれど負けていなかったと思っています。

継続的な時速としては1300万程度でした。

疲労による3段階、4段階の成功率に大きな変化はなく、これよりも集中力が途切れることによってラストアピールの調整を怠った等の負けが目立ちました。

あまりにも3段階を外して負けるようであればMe金2枚のためにテンションアップを外すことも視野に入れていましたが、結果としてそれを使ったのは1時間にも満たなかったです。



最後に、狼煙の存在によってどちらを入れるか迷った春魚ですが、パフェマスとExを取るか、カットインなしを取るかの択で、これは最後まで迷いました。

計算機で火力計算したり、実際に使ってみた結論として、DaViの応用知識本を持っていくと歌姫の勝率、5万オデの4T決着の可能性共に誤差レベルであると判断したので少しでも周回速度が縮まる狼煙を選びました。
先述したSP節約の観点からも狼煙は強いですが、札を駅春魚にするとSP250で済むため、非常に難しい選択でした。



リフレに入る前に1周入るか否かの勝負が毎日起こるので、カットインを嫌った狼煙が正しいと思いたいです。




読むのは大変だったかも知れませんが、なぜこのようなExを採用してPカップに臨んだのかをお伝えできた方と思います。

人に勧められる編成ではないのですが、読み物として楽しんでいただけていたら幸いです。



最後に、サポートのExが虹染めできていないのは年明けからPカップをやる気自体が無くなっていたため、周回のペースが落ちたことが原因です。
このExでも最低限必要な火力ラインには届いていたので、大きな問題は無かったと思っています。

恐らくにちかの実装から一番準備して本番に臨み、結果を出せたのは良かったです。