大富豪「本当に大丈夫なんだろうな〜
警部殿〜


警部「まかせてください〜
あなたの大切な宝石(奇跡の女神)は、
大泥棒のルパンには、渡しませんよ!


ルパン1世「これは、これは、警部殿〜


警部「ハッ? ルパン!!!


大富豪「なんたる大胆な男〜ルパンめっ!
面と向かって、来るとは?
まさか、自首しにきたというのか?


警部「いや。 この男が、自首などしに、
意味もなく〜、 そんな事はありえません!


ルパン1世「自首? 大変にユニークな事を
おっしゃりますねぇ〜、、、、

自首ではなく、お礼を申し上げにきたのです〜


大富豪「何だと〜、どういう事だ!


ルパン1世「この度は、奇跡の女神を
頂きましたので、お礼をと。


警部「何???  まさか???
いつの間に???


大富豪「でも、確かに、ここに、奇跡の女神は、ちゃんとあるのに?


ルパン1世「それは、偽物です〜
私が、すでに、本物とすり替えて、おきましたので〜


大富豪「ハッ!!!
確かに、これは、偽物だっ!
チクショー!!!


ルパン1世「ハッハッハ!!!
それでは、また、いつか、会える日を
お待ちしております!


警部「クソ〜 また、ヤラれた〜


謎の男「ハッハッハ!!!


ルパン1世「ん? 何者だ!!


警部「あなたは一体?


謎の男「始めまして、
私、探偵をやっております、
明智小五郎と申します〜


大富豪「聞いた事あるぞ〜
どんな難事件も解決するという名探偵!!!


ルパン1世「フッ、名探偵さんとやら〜
わざわざお越し頂き、申し訳ないですが、
あなたの出番はないですよ!!


明智小五郎「ホホッ〜 これは、これは、
世界的にも有名な、怪盗ルパンに会えて光栄です。


ルパン1世「すでに、奇跡の女神は、とっくに、私が頂きましたゆえ、


明智小五郎「その、奇跡の女神とやら、
ひょっとして、私のポッケにある、、、
コレですか?


ルパン1世「ハッ? それは?
まさか?


明智小五郎「実は、怪盗ルパン〜あなたが、
本物とすり替える前に、私がそれより早く、
本物とすり替えていたんですよ!


ルパン1世「ハッハッハッ〜
面白い〜 世界の怪盗ルパンともあろう
私が、まさか、日本の探偵に、してやられるとは、、、完敗だ、、、
それでは、いつの日か、また会おう〜
さらばだ!


(ルパン1世去る)


大富豪「有難う〜 名探偵〜
明智小五郎さん〜


明智小五郎「いえ、いえ、たいした事はないです。この程度のトリックは、日常茶飯事です。


警部「これは、これは、おみそれしました〜
あの世界的怪盗ルパンが、まさか、
計画を失敗にするとは、始めてです〜
ビックリしました〜


明智小五郎「それでは、この奇跡の女神は、
いったん、警部殿にお渡して、
私は、次の事件に向かいますので、、、


(明智小五郎去る)


大富豪「警部殿〜 もしや、警部殿が、
あの有名な探偵をお呼びしたのですか〜

、、、、、


警部「フッ、フッ、フッ、


、、、、


大富豪「どうなされた?警部〜


警部「ちょろいもんですねぇ〜
名探偵明智小五郎とやらも〜


大富豪「どういう事だね〜警部殿〜


警部「私ねぇ〜、実は、、、
怪盗ルパンなんですよ!

(実はルパンは警部に変装していたのだ!


大富豪「それじゃ〜 あのルパンは一体?


ルパン1世「あれはねぇ〜 私の手下のものです〜


大富豪「何だって!!! それじゃ〜


ルパン1世「しかも、手下の情報によると、
すでに、明智小五郎は、ここから、遠く離れた場所へ向かった事が確認出来てますので〜


大富豪「そんな馬鹿な〜 
こんな事が、許されると思ってるのか!
その私の大切な奇跡の女神を返せ〜


ルパン1世「お粗末ですねぇ〜
明智小五郎がいない今、今回は、私の勝ちです〜 それでは、あらためて、謝礼をしますよ!


、、、、


大富豪「謝礼をするのは、私の方ですよ!
怪盗ルパン!


ルパン1世「???


まさか???


大富豪「私です!明智小五郎です!

(実は大富豪に変装していた明智小五郎)


ルパン1世「それじゃ〜
あの明智小五郎は???


明智小五郎「あれは〜
僕の変装をした、僕の1番部下の、
小林君です!


ルパン1世「何だと?


明智小五郎「それから、あなたの手下ですが、すでに、小林君の手によって、捕らえられてます〜 手下があなたに送った情報は
デタラメです〜


ルパン1世「クソ〜


小林少年「明智さん〜
まんまとうまくいきましたね〜


明智小五郎「よくやってくれたよ!
小林君!


(銃口を明智に向けるルパン)


明智小五郎「残念ながら、
いっておきますが、小林君が、あなたに渡した奇跡の女神も偽物で、
しかも、あなたの銃にある玉も全部ぬいてありますので、、、、


ルパン1世「完敗だ!!
私の完全敗北だ!!
、、、、、

好きにするがいい明智小五郎君〜


明智小五郎「いえ、今回は、あなたを
見逃します〜 なぜなら、
実際に、あなたは、本物の奇跡の女神を
一度も手にしてないからです〜


小林少年「えっ? とはいえ、それは、
いくら何でも駄目ですよ〜
明智先生〜


ルパン1世「フッフッフッ、
これほどの屈辱はないなぁ〜
世界的な怪盗ルパンの名に泥をぬってしまったなっ〜 それでは、
お言葉に甘えて、、、

さらばだ!!!

(ルパン1世逃げる)


小林少年「いいんですか?
明智先生〜


明智小五郎「恐るべし、怪盗ルパン〜
あれだけの身のこなしに、完璧な変装、
そして、度胸、やはり、ただものではないな! 怪盗ルパンは!


小林少年「いやいや、そうは、いっても、
明智先生の完全勝利ですのにねぇ〜

それを、逃がすなんて、
今回の明智先生は、どうかしてますよ〜

僕は、もう帰りますよ〜

(小林少年帰る)







明智小五郎の独り言

「逃がしたのは、、、
なぜなら、、、
アレも本物のルパン1世ではないからさ〜

1番の手下なのかは、定かではないが、
あれだけの技術を教え込んだ、
本物のルパン1世とやらは、恐ろしいな〜」


(完)