イエスタデイ
〈替え歌〉
ルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルン
何度くじけたって
取り返して見せるよ
雨上がり
虹がかかった空みたいなCSの権利を
例えばその試合に
先発の勝ち星を
曇らせてしまったっていい
阪神は野球だけでいい
本当はいつでも競馬と
馬券当たっていたい
でもそんな重賞の万馬券は
ここで当てなくちゃな
遥か先で 神戸新聞杯へ
狙いを定めた本命を
どれだけ僕は
ハズレないんだろう?
半信半疑で新聞予想
気にしてばかりのイエスタディ
馬群の中で考えたこの人気は
また忘れられないまま
ルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルン

ハイ!私は”阪神ファン”です
トラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラ

 「阪神10-3ヤクルト」(11日、甲子園球場)

 甲子園の虎党が涙した-。八回1死一塁、今季限りでの退団が決まっている阪神・鳥谷敬内野手(38)が代打で登場。左線適時二塁打でプロ16年目となる今季の初打点をマークした。試合は13安打10得点で快勝。3位・広島とのゲーム差を3・5とし、一日で自力CS進出の可能性を復活させた。残り13試合、最後の最後まで戦い抜く。

 試合の大勢は既に決まっていた。5点リードの八回、1死一塁。「代打・鳥谷」がコールされた。空席が目立つスタンドから一斉に、ファンが内野フェンス際まで駆け寄る。警備員の制止する声も届かない。涙を流す女性の姿があった。鳥谷のネーム入りタオルを掲げ、涙する男性の姿もあった。

 「ファンの声援に、応えられて良かった」

 クールな仮面に戻った試合後、それでも一番に感謝を口にする。マウンドに平井。1球ごとに声援に力が増す。カウント2-2から5球目。外のフォークに反応した。大声援に押されるように、白球が左翼線を鋭く伸びる。フェンス際を転々とする白球を見て、一走の梅野は迷わず三塁を蹴った。

 数字は後輩も知っていた。「鳥さんが打ってくれたのでね。何とかかえりたい気持ちでした」。130試合、94打席目の今季初タイムリーだ。16年目にして最遅の打点。それでも、通算2083本目の安打はナインに、何より多くのファンの記憶に刻まれた。8月31日に今季限りでの退団表明後、初の安打が鳥谷敬を愛した人に恩返しの一本となった。

 8月29日。球団から引退勧告を受けた。口を閉ざすはずだった鳥谷が、公表に踏み切ったのはファンの存在だった。30日の巨人戦後、球場を出る車中から応援タオルを掲げる人の姿を見た。「タイガースでユニホームを着てやるというのは今シーズンで最後になる」。過去と違って見えた景色。感謝を伝えたかった。それは苦悩した今年の戦いでもある。

 「8割、9割はベンチで見ている。いつかいい経験だったな、と言えるようにするためには、その時間を大切にするしかないから」

 入団してから、スタメン表にはいつも「鳥谷」の名があった。骨を折っても、筋肉が断裂しても「出ない選択肢がなかった」という日常が、非日常になった1年。目に入る景色が変わった。「人がどう感じて野球をするのか。ずっと出ていた時は、知りたいとも思わなかった。今は勉強。代打が大変だと知れただけでも、大きいよ」。若い選手からも吸収し、時に助言も送る。大山が、糸原が、その言葉に活路を見いだした。

 シーズンは残り13試合。同時に別れのカウントダウンを意味する。「できることをやっていく」。夢乗せて羽ばたけよ-。試合後。季節の移ろいを告げる秋風に揺られ、球場周辺で応援歌が鳴りやまない。奇跡の扉を開く1勝。さあ、君がヒーローだ。まだ終わらない。背番号1は孤高の伝説になる。
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 「阪神10-3ヤクルト」(11日、甲子園球場)

 “引っぱたいた”という表現がぴったりの一撃だ。五回、福留が追加点となる適時打を放った直後、1死二塁の場面で阪神のジェフリー・マルテ内野手が悠然と打席に向かう。

 高めに浮いた小川の直球を逃さず、フルスイングで捉えた打球は打った瞬間、それと分かる左翼席中段への2ランに。「いいコンタクトだったね」と自画自賛する一発でチームの勢いを加速させた。

 甲子園では7月23日のDeNA戦以来、8月10日に4番に座ってからは初の一発だ。掛布を筆頭に強打者が受け継いできた「虎の背番号31」が、4番打者として聖地でアーチを架けたのは2003年8月28日・巨人戦での広沢克実以来、16年ぶりとなった。

 有言実行の一打だった。試合前練習の移動中だ。ご機嫌のマルテが日本語で言い放った。「ゼッコーチョー!オレガヤル!!」。その言葉通りの豪快な一撃は大山と並び、チームトップとなる12号。球団は来季も残留させる方針で進めている中、ダメ押しとも言えるアピール弾にもなった。

 9日には一時は名コンビとして躍動したソラーテが“造反行為”により契約を解除され、その日のうちに帰国した。「もちろん、悲しい気持ちはあるさ…」と一瞬は感傷に浸ったマルテだが、力強く言葉を続けた。「それでもチームでやっているんでね。今いる仲間で戦うことの方が大事だと思う」

 矢野監督も「マルちゃんが打つと盛り上がる」と目尻を下げる。一方のマルテは「自分のホームランよりも試合に勝てたことの方が大きい」とあくまでもフォア・ザ・チームの精神を強調した。日本人的な心を備え、語彙(ごい)力も日々アップする助っ人は、お立ち台でファンに誓った。「アシタモ、オレガヤル!」-。
昨日はヒーローが多かったな~
007大山凡打(ボンダ)の出番なし
トラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラトラ

めざせ万馬券への道
今日のトピックス
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【神戸新聞杯】サートゥルナーリア圧巻 ルメール「すごくいい」

 「神戸新聞杯・G2」(22日、阪神) 

 桁違いのパフォーマンスだ。皐月賞馬サートゥルナーリアは11日、ルメールを背に栗東CWで単走。道中は大きく前方を走る僚馬2頭を目標に運び、折り合いも全く問題はない。直線で軽く手綱を緩めると、1頭だけ早送りに見えるほどの鋭い伸びを披露。馬なりのまま、6F82秒8-36秒1-11秒3を計時した。

 手綱や背中から感じた抜群の感触に、鞍上の表情も自然とほころぶ。「すごくいいですね。心身ともに充実しています。すごく冷静に追い切れました。体もパワーアップしましたね」と成長を実感する。見届けた辻野助手も「動きに関しては文句のつけようがないですね。精神的にも大人になってきています。ほかの馬とは動きが違いますね」と、手放しで褒めたたえた。

 皐月賞V以来、2戦ぶりの手綱となる名手は「ダービー(4着)は騎乗停止で乗れなくて、自分自身に怒りました」と唇をかむ。「能力はあるし、勝つ自信もあります」とキッパリ。実戦までにさらなる上昇カーブを描き、人馬ともにリベンジを果たす。

馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬馬

[ちょっと気になる掲示板]




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