良く人から「鉄道が趣味なのに、なぜ鉄道会社を辞めたの?」と聞かれます。
辞めた理由は、色々あるのですが、一番の理由は旅客対応ですね。
電車が遅れたりすると、囲むように大勢の旅客が文句を言いに来ます。
時には見の危険を感じる事もありました。
それでも将来、乗務員になるまでの辛抱だと思い勤務を続けていました。
しかし、乗務員にはなれない現実を知った時、私の中で何かが弾けました。
それからと言うもの、何かトラブルが発生した時も、謝罪することを止めました。
その代わり「ご迷惑をお掛けしております。」と言うようにすると、旅客の苦情が以前より少なくなったように思いました。
それでも、苦情ではなく、単なるイチャモンを付けてくる、たちの悪い旅客もいるので困ったものです。
しかも苦情を始め、構内禁煙にも関わらず喫煙している旅客を含め、サラリーマンが多いのには驚かされました。
スーツを着ていれば偉いと勘違いしているのかわかりませんが、お陰でサラリーマンを見る目が変わりました。
逆にガテン系の仕事をしている人は、意外(失礼)に苦情も言わず、喫煙もしないので、駅員達からは好かれていました。
駅員を、約1年間務めましたが、色々な旅客と接する事ができ、自分だけは余程の事がない限り、苦情や文句を言ったり、ルールを守らない人間だけにはなりたくないということです。
辞める時は、正直迷いましたが、今は貴重な経験が出来たと思い、後悔はしていません。
今回はこの辺で!!
ではまた!!