ここ3、4日久々にピートバーンズの妖しい魅力にひきこまれていた。約30年以上前に、一世を風靡したイギリスのロックバンド。当時学生だった私は「夜のヒットスタジオ」に出演していたDEAD OR ALIVEのボーカルに目が釘づけになった。ハイエナジーサウンドと言われた曲の迫力にも圧倒されたが、ボーカルのピートバーンズの独特の雰囲気に魅いられてしまった。とても端正な顔立ちと、身長180センチのスレンダーでしなやかな体型。なのに、歌声は野太く力強く、そのギャップが素敵でゾクゾクした。特に印象的だったのが「ユースピンミーラウンド」彼ら最大のヒット曲だそうだ。当時は、彼がトランスジェンダーだとは知らなかった。今ほどそういった存在の方が認知されてなかった。今にして思えば、彼の圧倒的な存在感や怪しさは、そこからきていたのかなと納得がいく。あんなに、非の打ち所の無い美貌の持ち主だったのに、本人は自分の顔が気にいらず何百回と整形をし別人のようになってしまった。10年くらい前に、別人の顔になってしまったピートが歌っている所を見たが、その顔のほうが、なんだか楽しそうで本来の彼の姿のような気がした。そのピートも2年前に亡くなった。私の頭の中では「ユースピンミーラウンド」が繰返し流れている。
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