朝夕に寒さを感じ、秋がもう目の前までやってきた今日この頃。
食材を買いに行くと、秋の味覚が目を楽しませてくれますね。
秋といえば、「◯◯の秋」とよくいうものの、
子育てに追われているうちに活字から遠ざかって、
読書の秋だけしばらく訪れていないことに気付きました。
読書は、読める時期と読めない時期とがあり、
夢中になって読み漁る時期もあれば、
活字を受け付けなくなる時期さえあります。
数ヶ月前から、子どもと一緒に韓国語を習い始めたのですが、その場所は、なんと本屋さん。
先生がご近所で、本屋さん兼雑貨屋さんをされていて、
本に囲まれている中でレッスンを受けています。
これだけの本に囲まれている空間にいるのもったいない!と思い、先生のおすすめの絵本や以前に購入した絵本を読み返しています。
そこで、おとなの方にもおすすめの絵本を5冊ご紹介させていただきます。
1.あたまにつまった石ころが
文:キャロル・オーティス・ハースト
絵:ジェイムズ・スティーブンソン
寝ても覚めても石集めに明け暮れた筆者の父親。他の人から「あいつは、頭にもポケットに石ころが詰まってる!」と後ろ指をさされても石や鉱物を愛し、集め、それが職業となり、好きなことを貫く強さや姿勢を描いています。筆者の父親に対しての愛情を感じる1冊です。
2.ちいさなあなたへ
文:アリスン・マギー
絵:ピーター・レイノルズ
母として、子を授かったときに買った本なのですが、人はこのように愛を受けて、誰かの愛おしい存在だったことをこの本を通して再認識する1冊です。
親の目線でも子どもの目線でも大切なことはここにあったと感じさせてくれます。
3.しばてん
文・絵:たしま せいぞう
自分の正しさは、本当に胸を張って正しいといえるのか?を
一旦、立ち止まって考えられるおとなでありたいなと思わされます。
4.このあとどうしちゃおう
文・絵:ヨシタケ シンスケ
おじいちゃんが亡くなったことを機に孫がぼんやりと頭の中で死後の世界を思い浮かべ、生まれ変わったら何になりたいなど、他人の脳内を覗くような絵本です。
ヨシタケシンスケさんの絵本は、子どももおとなも引き込まれて、ファンが多く、さまざまな本屋さんのおすすめ図書として紹介されています。
5.HUG
絵:junida
文章のない大型本です。
絵を通して人のぬくもり、愛に満たされる1冊です。
この時期だから、せめて本を通して多くの方が満たされますように。
下記の絵本に特化した「絵本ナビ」のサイトのリンクを貼っておきます。
覗くだけでも癒されます。
「絵本ナビ」
https://www.ehonnavi.net/