特養の利用者さんが長期入院の為


ショートステイとして、そこの居室を使って貰うことになりました


その、ショートの利用者さん、目が見えていません


目が見ていないと言う情報はありませんでした


目が見えにくいというものだけでした




トイレ誘導しても、食事介助しても様子が変なのです


配膳しても、食べようともしません


食事を口に運んでも、口を開けませんが


唇にちょっとだけ当ててあげると口をあけます


ご本人尋ねてみると『見えません・・・特に左目が』と言われる


しかも『見える時と、見えない時があります』と言われました


人の気配は分かる、何となくぼんやり見える程度と思われます


突然、ズボンを下ろして排尿してしまったりします


それは、きっと見えていないから?




歩行もかなり不安定で、沢山は歩けませんので車椅子を使っていますが


何度か、朝方,居室入口にて座り込んでいました


転倒ではなさそうなのですが、コールも押せないので


転倒やベッドからの転落のリスクは大きいと思われます


見えていないからか、ベッド柵へ足を掛けて寝ていたとの情報も


すでに、インシデント報告(ヒアリハット)も沢山出ています


これまで利用したショートステイでは、センサーマット使用とありました


目が見えている状態であっても、リスクの大きい方です


それに加えて、目が見えていないとなると、かなり危険です


更に、センサーマットを他利用者が使用中の為、利用できていません




今日仕事を終え、詰所に戻ると、主任とケアマネがおられ


転倒のリスクが高過ぎて、再三の訪室が必要だと伝えました


すると、主任が『自宅がベッドではなく、布団なら

ベッドの使用を止めた方が良い』と言われました


ケアマネ、主任が共に同じ意見でした


ご本人に確認すると、畳に布団で寝ていたとのこと




『まぁ、でもユニット職員で話し合って決めて下さい』と言われました


その日の夜勤者から、『〇〇さんって、本当大丈夫だろうか』という


超不安のメールが入っていて こんなメールもきてますよと話す


『でも、まぁ、もう一日待って!』 と、主任


『もう一日待つ理由は何ですか?』と聞くと


すでに帰った相談員に報告するからとのことでした


すでに帰った相談員には、電話しちゃいけないものなのでしょうか




入所されて1週間、ショート利用は後5日です


『今晩、転倒や転落の事故がなければいいですけど…』 と言うと


主任はしばらく考え、OKを出してくれました




主任は、リーダーは、早出で、すでに帰っているので


電話しなくてもイイと言われましたが


リーダーに別の考えがあるかもしれないので


早出で、すでに帰ったリーダーに電話しました


今日の夜勤が不安な職員が、新しい試みに逆に不安にならないか


立ちあがり時の、転倒の危険性を言われたが


それでも、下で寝る方がリスクが低いとの結果でした


忘れずに靴下を脱いで貰ってとのことでリーダーにもOKを貰えました




知らなくて、危険なことと違い


新たな情報に対する、予測できる危険に対する対応を


分かってても、行動に移さないのは違う様な気がしました




それでも・・・


自分の行動が正しかったのか…


翌日の出勤が、私はとても怖かったです


それは、主任に『ユニットで話し合ってから』『もう一日待って』と言う


言葉を押し切った形なので、その晩に違う形の事故が起こってはいないか


とても、心配でした  本当に、怖かったです




出勤してすぐに事務所で、『何か変わったことはないですか?』と尋ねる


何も、ないことのこと


3階の詰所に入り、休憩中のユニット職員にも聞く


『大丈夫だったみたい』 とのことで、やっと緊張がほぐれました




ユニット内でショートステイの受け入れが決まった時


あまり、気持ちが前を向いていませんでした


でも、ユニットの利用者さんへの影響はとてもあって


今の方が、会話も増え 笑いも増えています


このショート利用者さんも、いつもリビングに他利用者の声が聞こえる


環境は、実際のショートステイでは、ないと思われるので


どちらにとっても、良かったことだと今は思えます


だからこそ、事故なく元気に退所まで過ごして欲しいと思っています




その方の、最後の夜が私の夜勤です