出産後、麻酔が切れていくと同時に、激しい痛みに襲われ(お股をワニにがぶりと噛まれたような痛さ…)て、入院部屋で「痛い痛い」と大騒ぎ。
鎮痛剤(ロキソニン)を飲むも全くきかず。子宮内のバルーンを予定より早く取り出し、なおかつ鎮痛作用のある点滴を打ってもらい、なんとか眠りにつきました。
▼前回の記事(アメトピに掲載されました)
目覚めとともに激痛再来
翌朝、目が覚めるとまだ意識はぼんやり。
朝ごはんが7時くらいに運ばれてくるということで、一応、早めに起きて待機していました。
出産の興奮もほどほどに残りつつ、ぼーっとしていると、看護師さんが様子を見にきてくれました。
痛みの度合いについて聞かれたので、「だいぶよくなりました、痛いは痛いけど、レベルでいうと昨日が10なら今は5」と回答。
その時は、そんな気がしたのですが……
看護師さんが部屋をさった後、意識がはっきりするとともに、なんだかだんだん、またまたお股がいたくなってきました。
なぜ、だいぶよくなったなんて言ってしまったんだ…
いたたたた…
いたたたたたた…!
昨日バルーンもとってもらったはずなのに、ものすごく痛い。相変わらず痛い!
たぶんバルーンは、私が感じているお股の痛み(ワニに噛まれたような…)の主たる原因ではなかったようです。
目が冴えると同時に、昨晩の激痛が完全に戻ってきてしまいました
ちなみに、痛みに悶えながらなんとか起き上がって食べた産後初の朝ごはんがこちら。
だし巻き卵、納豆、野菜にご飯、みそ汁、牛乳にオレンジ、果汁ゼリー的なやつ…
なんかもう、お股が痛すぎて、写真がありえないくらい下手!笑
全体が撮れてないし…あり得ない見切れ方
でも、この写真を一枚ぱしゃっと撮るのがもう精一杯でした笑
そして、なんとかご飯を食べました。痛いけど、お腹は空いていた…
細々といろんなおかずがあり、満腹に。お味は見た目通りというか、ごくごく普通〜な感じでした。大学病院にしてはマシな方かも?
地獄の待ち時間…(怒)
朝ごはんのあとは、しばらくしてから処置室へ移動。バルーンを取り外した後にお股に入れたガーゼや、尿道に入れた管(もうお股にいろんな管やらのにやらがついていてなにがなんだかわからない状態)などをとってもらうことに。
とにかくお股がワニに噛まれたように痛かったので、もう、処置の時間が待ちきれませんでした。
ただ、処置室に移動した後、ベッドの上で待てども待てども医師がこない…!!!!
10分、30分、50分……
1時間過ぎても誰も来ない!!!
むなしく時計を見つめる私。
産科あるあるなのかもしれませんが、、順天堂医院はとにかく、とにかく、とにかーく待たされます!
他に出産で入院した方がいるなら、待ち地獄について愚痴を話したいくらい!笑
もともと処置の時間きまってたのに、何この待ち時間。医師来れないならなんでここに連れてきたんだよ!!!
ちぎれそうに痛むお股。
じっとしていられないので、「痛い…痛い…痛い…」と小声でずーっとささやきながら、右へ左へと体を捩り、うねうね。
こういう時、さっさとナースコールでもすればいいのですが、なぜか遠慮してしまうわたし。
呼んだところでどうにもならないだろうしと思ったり、忙しいのに緊急じゃないことで呼ぶなよとか思われるんじゃないかとか思ったり…。
いまとなっては、あんなに我慢して、待ち続けるなら、気にせずナースコールガンガン押して、痛い辛いと言えば良かったと後悔。
ほんっとに地獄の待ち時間でした…
まさか、陣痛以外で、こんな痛い思いするなんて…予想外
痛みの原因が判明
1時間15分くらい待ったところで、ようやく医師が処置室にやってきました。
その頃にはもう、疲労困憊、怒り心頭。イライラと痛みで頭がおかしくなりそうでした。
ただ、ここでキレてもしょうがない。変な処置されたら困るし……もう、諦めて黙っていました。
するするとガーゼを取り除く医師。その後、尿道にいれた管を抜くということで、深呼吸して、息をゆっくり吐いて〜と言われました。
尿道に管を入れる時は、麻酔が効いていたからか痛みは感じなかったけど、抜く時は、思ったより痛いし、想像していたよりかなり長い管がいれられていました。
医師がするするするすると管を引き出して尿道から抜いていくのですが、え?まだ終わらないの?っていうくらい長い。
するするするする…ずっと続く。
その度に、ふぅう〜!!ふぅう〜!!ふぅう〜!ふぅう〜!と息を吐くことに集中してなんとか乗り切りました。
管がすっかりとれると、もう、うそみたいに股の痛みが消えました。
どうやら、私のお股の痛みはこの、尿道に通した管が原因だったようです。
もう二度とやりたくない…
処置はものの10分もせず、終わり。
わたしは出産で大量に出血したため、この日は、赤ちゃんのお世話は控えて、輸血をして過ごすことになりました。
輸血はこの日だけで2ℓ。人生初の輸血。こうやって、人の血に助けられる日が出産でやって来るなんて。本当に、血液をくれた方、ありがとう…
個室からの眺め…ビルばっかり
窓の外をぼんやり眺めながら、輸血を受けていたところ、ちょっぴり豪華な昼食が。
アクアパッツァ、ローストビーフなどなど
痛みから解放され、ようやくまともに写真がとれるようになりました笑
こちらは夕飯。麻婆豆腐に、トマトのコンポートなど。
病院食だけど、病気ってわけじゃないので、カロリーもそこそこ高く、品目も豊富で、ちょっとしたデザートが毎回ついているのが嬉しい
その後の体調の変化や入院中困ったことなど、また追って書きたいと思います!