高校生の時に受験のストレスからか、
ホルモンバランスの変化からか…
突然パニック障害になり、
数年単位で良くなったり悪くなったりを
繰り返しながら
パニック症状と長年付き合ってきて今に至ります。
35歳になったいまは日常的に飲んでいる薬もないし、仕事をしていてもプライベートでも「全然大丈夫」な時がほとんどなのですが…
私の場合は特定のシチュエーションが
どうしても苦手です。
それは、混雑した電車などの乗り物に閉じ込められてしまうこと。
例えば、東京のように電車も人も過密だと、
時々、駅と駅の間で
電車が止まってしまってしばらく
動かない時がありますよね。
あの瞬間、もう直ぐ動くとは頭ではわかっているものの、閉じ込められたと思った瞬間、
脚がガタガタ震えて
心臓バクバク…
冷や汗をかいて息が苦しくて
まるで、泳げないのに
水槽の中に落ちたような…
そんな気分になってくらくら
めまいがしてきてしまうんです。
苦しみと不安がブワッと押し寄せて
我を見失いそうになったとき…
周りを見渡すと、みんなはじっと携帯を見て
全く動じず、何食わぬ顔をしているーー。
そんな中、はぁはぁ、ガタガタ、ぶるぶるしているのは自分だけ……?と、
ちょっと自分を客観視してゆっくり深呼吸すると、
少し冷静になれることも…
また、不思議なもので、同じシチュエーションでも、誰かと一緒に乗っている時は全然平気なんです…。わかりやすく一人でいる時だけ、不安が募りやすい…。
あとは、飛行機や新幹線など、
一度のったらなかなか降りられない乗り物や、
高速の渋滞なんかも苦手です。
実際、飛行機や電車で強いパニック発作を起こしたことはないのです(軽めのパニックは多々ありますが、お薬でコントロールするなどして何度も海外に行っています)が、やっぱり苦手は苦手ですね
長時間乗り物に乗る際に、もし少しでも苦しくなったら…お薬(コンスタン)をさっと飲んだり、冷たい水を飲んだり。
深呼吸する、スースーするミント系の飴(お気に入りはリコラ)を舐める、アロマオイルを嗅ぐ…いろいろ対策をして乗り切ってきました。
ただ、妊娠中にパニック発作が起きたらどうなるのか……ホルモンバランスの変化などでひどくなったりすることがあるのか…
こればっかりは、未知!
妊活中から少し不安の種でした。
産科の先生によれば、
パニック発作が強く出てしまう人も稀にいるにはいるけれど、全く出なくなる人もいるし、ほとんどの場合は普段と変わらないので心配しないのが1番、と。
効果は弱いけれど、発作の際に飲める薬もある(絶対副作用がないとは言えないので、飲まないにこしたことはないが)から出すこともできるというわけで、私はなるべく飲まないと決めてお守りがわりに薬を出してもらうことにしました。
その後、妊娠中に一度だけ
軽いパニック発作が起きたことがありました。
そのことについて、次回また書きたいと思います。