道 程 (どうてい)


僕の前に道はない



僕の後ろに道はできる



ああ

自然よ

父よ

僕を一人立ちにさせた
広大な父よ

僕から目を離さないで
守ることをせよ

常に父の気迫を
僕に満たせよ



この遠い道程のため



この遠い道程のため


     高村光太郎 作



背中で人生を導いてくれる
父の背中をおいかけたいが
今の世の中
父親や母親の背中をみて
学んだ人はどのくらいだろう



男も女も背中をみれば
人生がわかる
大人が多かったのだが



観察力、察知力の欠如

進化ではなく
退化している人間ばかり

五感を研く