◾️60歳からの賢い「お金の回し方」

ジジイには既知のことがほとんどでした。

定年退職前の55歳くらいからの人にオススメです。

 

退職後の資産の取り崩し方は一般的に定率法が資産寿命の観点からは良いと言われてますが、この本では定額法を勧めてます。

毎月引き落とし額が変わるのは精神上良くないという理由からですが、定額法で資産が値下がりした時に資産減少が速くなって精神上良くない気もするので、これは人によるでしょう。

参考になったのは贈与は早めにしたほうが結果的に節税になるという点です。

確かに非課税枠内で贈与して、さらにそれを子供がNISAで運用すれば全部非課税。

結果的にジジイが持ってるよりNISAの非課税枠を拡大利用できることになります。

 

 

◾️反転領域

まあまあです。

ジジイは、19世紀に未知の建築物を探検するという設定のまま物語の展開を期待したのですが、パラレルワールド的になり最後はまあお約束の展開となってしまい、紹介文にある「読者の予想を鮮やかに反転させる、超絶展開」とはいかなかったのが残念。

 

 

◾️言葉のトランジット

すごく面白いです。

日本語をここまで繊細に扱えるのはうらやましい。

まあそれはジジイの努力が足らないだけなんですけど。

ジジイの知人の中にも、浅い情報源から得た通り一遍の文化論を披露してくれる人がいます

が、そういう時、ジジイは著者ほど紳士的でも慎み深くもないため、面と向かって「必ずしもそうとは限らない」とか「それはごく一部を切り取ったものにすぎない」とか、ついつい言ってしまいがちです。

 

そういうジジイも、偏見や思い込みで偏った考え方をしているかもしれないと常に意識する必要があると感じます。

それにしても、歳をとるとくだらない文化論を言いたくなるもんなんでしょうか?

あ、これも偏見か…

 

すごくオススメです。

 

 

 

◾️嘘つきたちへ

相当面白いです。

ただ初めの2作はちょっと技巧に走りすぎな気がしないでもないです。

でも面白い。

オススメです。

 

 

◾️禁忌の子

とても面白いです。

冒頭から引き込まれ、怒涛の展開でした。

現役の医者らしく救急救命現場の描写が迫真です。

 

すごくオススメです。

 

 

 

◾️鬼にきんつば

まあまあです。

ただ、なんとなく文章のリズム感みたいなものが今ひとつで、調子よく読み進むのがちょっと難しかったです。

こういう話を書かせたら天下一品だとジジイが思ってる宮部みゆきには残念ながら及びません。

 

 

 

 

◾️それいけ!平安部

軽く読めます。

まあ面白いのですが、成瀬シリーズほどではありません。

著者は正念場かも。

と思ったら、成瀬シリーズの完結編が出るんですね。

楽しみです。