◾️パンクがきっかけ
5月に行った関西遠征はノートラブルで走り切ったのですが、帰ってきて多摩サイ走りに行ったら、一般道でガチャンと大きな音がしてパンクしました。
音の原因が何かはわからなかったのですが、タイヤとチューブに大きな穴が開きました。
チューブは穴が裏側まで貫通して、ホイールの内側も少し傷ついていました。
こんなレベルのパンクだと、どんなタイヤでも防ぎようがないと思いつつ、心情的にはやっぱりタイヤの交換の潮時かと。
このパンクでラテックスチューブの在庫が無くなり、暫定的にブチルチューブを使うことになってます。
ラテックスチューブを買い足そうとWebサイト見たら、以前よりかなり値上がりしてました。
一番安いと思われるお店がこちら
ずっとラテックスチューブ使ってて、乗り心地の良さと転がりの低さが気に入っているのですが、1本2000円近くになっているとは…
とはいえブチルチューブに戻るのもなあ。
◾️TPUチューブを検討する
少し前から出てきてるTPUチューブって、今までなんとなくキワモノ感があって避けてたんですが、ラテックスよりちょっと安いし、耐パンク性能が高そうだし、転がり抵抗はラテックスより劣るけどちょっと検討してみる気になりました。
で、参考にさせていただいたサイトがこちら。
わかりやすくまとめてあって嬉しい。
あと心配なのは劣化が早いことによる寿命なんですが、走っててパンクしたら交換すればいいだけだから、まあいいか。
で、選んだのがこちら。
初めてなので安心の国産ブランドです。
楽天よりAmazonの方がずいぶん安いです。
■パンクが頻発するのはタイヤが減ったせい
後輪が特に減っているので次のタイヤを検討する必要があります。
定番でいえばコンチネンタルのGP5000で、ジジイも以前使ってました。
でもこのタイヤ、ジジイのホイールとの組み合わせではビードフィットがタイトすぎてパンク修理が地獄です。
そのため別のタイヤを検討し、転がり抵抗がまあまあ(10.6W)なミシュランのパワーカップ辺りかなあと思ってました。
GP5000は転がり10.0Wなのでほぼ同じです。
これでタイヤの付け外しが楽なら断然こっちでしょう。
そう思ってたんですがある時ふと、「チューブレスレディタイヤにチューブ入れてもGP5000より転がり低くできるんじゃ?」と思っちゃいました。
ジジイが参考にしている転がり抵抗の数値は、Bicycle rolling resistanceというサイトのもので、そこでの最低抵抗値を記録したのが、ヴィットリアのコルサプロスピードTLR28mmで、なんと5.6W!!
同じサイトにチューブレスタイヤにチューブ入れたときの転がり抵抗の変化も載っていて、ラテックスが最小、TPUがやや劣る、ブチルがかなり劣るという結果です。
ってことはですよ、TPUチューブ入れれば、耐パンク性能をガン無視して作られたコルサプロスピードでもある程度のパンクタフネスは確保できたうえに、GP5000よりずっと軽い転がりになるんじゃないか?
見積もってみます。
コルサプロスピードの素の状態が5.6W、シーラントを入れると約0.2W悪化、ヴィットリアラテックスチューブを入れるとシーラント入れた状態と比較して0.3W悪化、TPUチューブでは39gのRevoloop製で1.1W悪化です。(すべてBicycle rolling resistanceの記事参照)
つまりラテックスで6.1W、ただし耐パンク性ゼロ、TPUチューブで6.9Wで多少の耐パンク性ありってことになります。
TPUチューブとの組み合わせでも、パワーカップに比べて35%、二輪合わせると9.0Wも削減できます!
これはすごい。
■コルサプロスピードがめっちゃ高い
こりゃコルサプロスピード買うしかないかと思ってびっくり。
1本1万円オーバーです。
いやあ、すごすぎ…
さすがNo1は強気の価格設定だと思ったら、GP5000TT(素で7.1W)のほうが高かった。
コルサプロスピード行っちゃうか??
ヴィットリアのウェブサイト見たら最近コルサプロのクリンチャータイプが出たようです。
プロスピードには転がり負けるけど、その分耐パンク性能は上です。
一瞬、日和っちゃおうかと思いましたが、ここは初志貫徹、面白い方のプロスピードを買うことにしました。
パナレーサーのTPUチューブ2本と、ヴィットリアコルサプロスピード2本注文しました。
届いたら早速交換しようと思います。
でも暑すぎて試走は秋になっちゃうかも??