■四天王の三番目
今年春に都民の森、秋になって和田峠に登り、残す四天王はあと二つ、風張林道と子の権現となりました。
子の権現は埼玉で遠いので先に風張林道を登ってみることにしました。
ネットを見ると「関東最凶」なんて表現が…
ビビりながら行ってみました。
自宅から自走するのは荷が重いので、檜原村までクルマで行きました。
村営駐車場が砂防工事で使えなかったので払沢の滝の駐車場(ここも村営です)にクルマを駐めてスタートしました。
一周約40kmと短い周回コースでしかも半分以上は下りです。
払沢の滝駐車場から先に行けば時坂峠というところに行けたみたいですが、貧脚のジジイは風張林道だけで精一杯だったので行かなくて正解でした。
■「最凶」は伊達じゃなかった
駐車場から川沿いに水根本宿線を登ります。
登ると言っても川沿いなので非常に緩やかです。
除毛橋のわかりにくい交差点を直進で通過(ジジイ間違えて左折してから引き返しました)。
徐々に勾配がキツくなってくると、風張林道入り口に到着です。
きのこセンター方面へ鋭角に右折です。(写真の道は間違い)
右折先から激坂の始まりです。
最初はそれほどでもないのですが、すぐに斜度が15%ほどになりずっと続きます。
ジジイ、たまらずインナーローに。
途中斜度が緩んでもほぼ10%越えで休めません。
そのうち、さらに急坂になり20%くらいで登り続けます。
ようやく先の斜度が緩んできたのが見えたところで、速度が落ちすぎて足ついてしまいました。
きのこセンターまであと100m以下だったのに、痛恨の足つきです。
斜度がきつすぎてそこから再発車するのは難しそうだったのできのこセンターまで押して歩きました。
きのこセンターでちょっと休憩です。
上り坂原因で足つきと押し歩きって今までやったことあったっけ?
たぶん一度くらいはやってると思いますが記憶にないくらい久しぶりです。
ガードレールに腰かけてポカリスウェットを飲み、再スタートです。
■その後もまあまあ急坂
きのこセンター過ぎてすぐまた15%近い急坂が続きます。
ヒーヒー言いながら登りますが、足ついたところほど激坂ではありませんので何とか登っていけます。
だいたい10%前後で登り続けると林間を抜け、見晴らしのいいところに出ました。
すでに一度足ついているので、ここでも止まって写真撮影しました。
東京のマチュピチュとか言われているとか…
奥多摩周遊道路を走るバイクの音が聞こえてきて、これで終わりかと思ったら、最後にまた少し急坂がありました。
やっと登り切り風張峠で写真撮影です。
それほど気温高くなかったのですが、グローブが絞れるくらい汗びしょびしょになってました。
下りは奥多摩周遊道路で帰ります。
ウィンドブレーカーを着て快適に下りました。
この日は平日(木曜)でしたが、何人も登ってくるサイクリストとすれ違いました。
駐車場に着き、着替えを済ませてせっかくだからと払沢の滝を見に行きました。
ところが予想より駐車場から距離があり、歩くと足が結構きてます。
カラダの体力はまだ余裕あったのですが、脚力は売り切れてました。
払沢の滝がこちら。
檜原村随一の観光スポットらしいです。
水がきれいでした。
■風張林道はすごかった
今回の走行データです。
走行距離たったの40km、平均速度もたかだか17.4km/h程度なんですが、めちゃハードでした。
つくづく自宅から自走しなくてよかったと思いました。
Ride with GPSで走行データを見返すと、風張林道入り口から終点までの距離がほぼ4km、そのあいだの獲得標高が517mとなってます。
つまり平均斜度およそ13%!!
最大斜度じゃありません。平均斜度です。
風張林道、ほかの道とは一線を画してました。
関東最凶おそるべし。
でもここはもう一度行ってもいいかなと思います。
次は何とか足をつかずに登り切りたい。