■ジジイは小心者
以前の記事で老後資金に悩み自分で生涯支出を計算したことを書きました。
自分で計算しただけじゃ、計算が合っているかどうかがわからず不安だったので役所に聞きに行くことにしました。
直接出向いたのは今住んでいる町の役場、電話で聞いたのは将来の移住先の役所です。
■町の役場は親切なんだけど…
住んでいる町の役場の窓口へ出向き、老後の納税額を教えてくれるようにお願いしました。
もちろん、見込みの年金額や退職金額、退職控除額などを持参するのは言うまでもありません。
税務課で二人の職員が、住民税と健康保険税(保険料とは言わないんですね)を手分けして計算してくれます。
ジジイ、てっきり端末の画面に収入などの情報を打ち込めば、瞬間的に出て来るものだと思ってましたが、そうじゃありませんでした。
机の上で何やら調べたり、計算したり、二人で情報を持ち寄って相談したり…
まるまる1時間半ほど待たされて概算額が出てきました。
その資料を見ると、住民税は市販?のソフトを使っていました。
まあ、役所なので間違えたら大変と言うことで念には念を入れて計算したんでしょう。
一生懸命対応してくれたので、しっかりお礼を言って帰ってきました。
■移住先の都内の役所は冷たい
都内の役所にも電話で問い合わせしました。
まず面倒なのは、住民税、健康保険税、介護保険料がすべて違う部署なので、それぞれに問い合わせないといけないと言うこと。
ワンストップじゃできないんですかね?
で、毎度電話で事情を説明し、毎度電話で収入見込み額やらなんやらを説明します。
電話の向こうはかなりナーバスで、あくまでも現時点の額しか出せず、将来変更されるので、そんなもの聞いてどうする?ってくらいのニュアンスです。
まあ、きっと都内だとクレーマー多いだろうし、揚げ足も取られかねないから警戒しているのでしょう。
なので現時点の額であることは重々承知で、あくまで参考でお教えいただけないかと、できる限り丁寧、丁重に頼みました。
で、なんとか計算してもらったのですが、割とすぐに額が出てきました。
額そのものは今住んでいる町の役場と大差ありませんでした。
■計算額が間違ってた
なんとか概算額を教えてもらい一安心だったのですが、どうも妙に高い気がします。
もう一度役所のホームページで計算式を確認しますが、やはりどう考えても高いです。
一生懸命計算してくれたのにもう一度聞きに行くのはちょっと申し訳ないかとも思ったのですが、どうしても安心したかったのでもう一度行くことにしました。
前回対応してくれた人に、恐る恐る「自分で計算した額と合わない気がするんですが…」と言ってみます。
すぐに確認してくれて、ジジイの計算があっていたことがわかりました。
役場の計算で間違っていたところは、一時収入から50万引いて1/2したものが一時所得額になるところを直接所得額にしていたと言うものです。
これで安心できますとお礼を言って役場を出ました。
移住先の役所も同じ間違いしていたことになります。
まあ、電話だったし正確な情報が伝わらなかったためでしょう。
■これで一安心
これでだいたい不明確なところはなくなり、一安心です。
あとは、最近議論が出てきている国民年金の納付期限延長とか、健康保険料の値上げとか、今後間違いなく負担は増えていくことにどうやって対処していくかが課題です。
(健康保険料は上限額の引き上げのようなので、収入低いジジイには関係ないですね。むしろ、収入低いので保険料下がるかも??)