■もらえそうな額はおおよそわかる
退職金や、妻の分も合わせた公的年金、個人で積み立てた個人年金なんかの定年後の支払額は退職金なら勤務先から概算額の通知が来たし、公的年金ならねんきん定期便、個人年金なら保険会社からお知らせが来るので大体わかります。
退職金などを一時金で受け取るか、年金化して受け取るかによるそれぞれの概算額もわかります。
額がわかってくると、それにかかる税額がいくらで、一時金と年金でどういうバランスで受け取るのがベストかが知りたくなります。
■誰に聞いてもわからない…
ところがこれが難しかった…
勤務先の同僚は誰も知りません。
ジジイより年上で雇用延長で働いている人たちでさえよく知らないようです。
FP(ファイナンシャルプランナー)にも聞いてみたんですが、FPの範疇を超えると言われてしまい、税理士に相談してくれって言われちゃいました。
■しょうがないので自分で調べる
くっそ〜と思いながら、それでも無いものはないので、自分で調べることにしました。
調べ始めたらめちゃくちゃ面倒くさい‼︎
一時所得とか雑所得とか、公的年金等控除とか、複雑怪奇です。
こんなことを毎年やっている自営業の方達をちょっと尊敬です。
■一応できたけど
なんとか所得税とか健康保険料とか住民税とかを計算で出しました。
でも、ジジイが独自に計算したものが果たして合っているのかがわかりません。
ジジイの試算で支払う額が実際より多く算出されていれば安心なんですが、逆の場合ヤバいっす。
そもそも調べ始めたきかけは一時金と年金の割合をどうすればベストかということだったんですが、調べているうちにだんだん不安になってきました。
合っているかどうかは税理士にでも相談しないとわからないのですが、相談したらお金かかるしなあ…
■どうやったら安心できるか?
一番手っ取り早いのは税理士さんに相談することです。
でもお金がかなりかかりそう。
貧乏性のジジイとしては、安く、できればタダで済ませたい。
で、採用した手法が、無料で利用できるライフプランシミュレーションを使うという方法です。
それも一つじゃ心配なので複数やってみました。
その中でかなり細かく設定できていいなと思ったのがコレです。
(ちなみに宣伝料とかもらっておらず、純粋に個人の感想です。)
こういったソフトを利用しても結果には大きな差はなかったので、自分で試算した結果が概ね正しいことがわかり一安心です。
■役所にも聞いてみる
税金や国民健康保険料、介護保険料は住んでいる自治体が額を算出して徴収しているので、直接役所にも今後の収入見込みを持参して聞いてみようと思います。
この結果はのちほど。
■今度はジジイの判断に不安になる
老後にもらえる額と支出がだいたいわかり、65歳まで目一杯働かなくても大丈夫そうだと思ったのですが、ここでまた不安になりました。
「じゃあ周りのみんなはなんで長く働こうとしている⁇」
「もしかして、ジジイが大丈夫そうと思った額では周りのみんなは不足だと思っているんじゃないか?」
こうなってしまうと、もう直接聞いてみるしかありません。
で、聞いてみたんですがはっきりしない…
そりゃ、一時金と年金をどういうバランスで受け取るのがベストかを誰も答えられないのだから、聞いてみてもわかるわけない。
それに、いくら他人の意見聞いてもそれは所詮他人の意見。
ジジイの環境とは違うし、比較になりません。
きっと答えてくれても、その額がジジイの考えている額より少なかったら多少安心し、多かったら不安になるだけで、結局結論は出せず、不安が解消されるわけではないということです。
わかりきったことをくよくよと…
割り切って、自分の資産範囲内でなんとか生活をするか、そうでなければ一生働く覚悟を持つしかないですね。
優柔不断で日和見なジジイでした。