■モデルチェンジ
ターマックSL7に純正で装着されてくるハンドルバーは一定以上のグレードだと従来エアロフライIIだったのですが、新しく追加されたモデルにはロヴァールラピードがついてくるようになりました。
単品でも販売しています。
というか、エアロフライIIはまだサイトに載ってはいるけど既に買えない状態になっており、実質はモデルチェンジですね。
なので、今ターマックSL7買うと、以前からのカタログモデルでも、ハンドルバーはラピードが付いてくる可能性が高いんじゃないでしょうか?
それにしても、ハンドルバー単体で48400円って、これ2本分で安いロードバイク買えちゃうじゃん。
旧型のエアロフライIIが35200円だったのに対し、13200円もの値上げです。
アメリカではどうかというと、どちらも税抜き300ドル。
税込み日本円換算で36500円くらいです。
これから円安を見込んでいるんでしょうけど、やりすぎじゃ?
希望者いたら、アメリカで代理購入すれば、小遣い稼ぎできるんじゃないか?
■モデルチェンジでなにが変わったのか?
ジオメトリ的には40cm以上のサイズではドロップとリーチが、エアロフライIIでそれぞれ130mmと80mmだったのが、ラピードではそれぞれ125mmと75mmになり全体的にコンパクトになったようです。
そのため重量は42cmで10g軽くなってます。
ここまでがメーカー情報です。
さていつものフロリダのバイクショップのお兄さんがBack to backで比べてますので以下をご覧ください。(日本語字幕が出るようになりました!)
動画内で重量比較しています。
44cmサイズ同士で7gラピードの方が軽いという結果です。
またラピードの方が良い点として以下を挙げてます。
1.小物部品(ステム取り付け部左右の小さなエアロカバー)が付属してくる。
(エアロフライIIには付属していなかった!)
2.ドロップのショルダー部分の形状変更により、下ハン持った時の手首とのクリアランスが大きくなり、スプリント時に手首にアザを作らないで済むようになった。
(ジジイは下ハン持ってもクリアランス余裕があるので、比較的手が小さな人に起きていた問題のようです。)
3.全体にスリムになって、エアロっぽさが減り普通のバイクにもよりマッチするようになった。
といった感じです。
新しい方が常に進化しているのは当然ですね。
でもジジイとしては買い替えるほどじゃないです。
ただ一つ気になるのが、動画最後でエアロフライIIの段差部分での亀裂です。
ジジイのものも将来的に出る可能性があるので気をつけないといけません。
折れると危険なのでリコールしてくれないかな?
段差部分に応力集中することは設計段階でわかるはずなのに、ショボイぞ、スペシャライズド!
■このライトが欲しい
動画内でチラッと出てきたこのライトが欲しいです。
ステム下に取り付いていてハンドルの動きに連動する薄型のLEDライトです。
どこのメーカーのものだろう?
夜間走行用のヘッドライトにはならないと思いますが、セーフティライトには十分だと思います。
欲しいぞこれ。
■日本国内向けにフォースのフロントダブル仕様が出てた
そうなんです。これを見てください。
従来のフロントシングル仕様に加え、フロントダブル仕様が出ています。
価格差66000円。
たっかーい!
グループセット価格の差が46600円しかないのに…
アメリカでは出ていません。
おそらくですが、急坂が多い日本ではフロントシングルじゃ無理ってことでしょう。
それとギア比が飛びすぎてますしね。
ダブル仕様はジジイが独自にシングルをダブル化した仕様と全く同じものになってます。
ダブル化の記事はこちら。
というわけですが、現在ターマックSL7を検討中の方がいらしたら、絶対に新型アルテグラ12速仕様が出るまで待つことをオススメします。
その方が、シフト速度が速い、シフトショックが少ない、操作系の質感が高い、消耗品の価格が安いことからずっと幸せなバイクライフを送ることができます。
現スラムユーザーのジジイが言うのですから間違いありません。