■依頼するショップ選び

前回ターマックSL7がリコールになった話を書きました。

 

 

今回は実際にその作業を頼むお話です。

 

日本からアメリカに戻り、さっそくリコール対応してもらおうとどこのショップに出すか思案しました。

第1候補は前回も書いた通りジジイが壊してしまったブレーキレバー交換やコラムカット、ブレーキホースの取回しやり直しなどを依頼したVelo scienceというバイクショップです。

 

ここのいい点は、価格設定とか良心的だということ。

悪い点は、なんと言っても忙しすぎてレスポンスが絶望的に悪いところ。

肝心の作業品質は可もなく不可もなくって感じでしょうか。(アメリカにしてはいい方じゃないかと思います。)

 

どうしようか決めあぐねている間に、同僚からSL7持ってるアメリカ人の知り合いが別のショップでリコール作業をすぐやってもらったという情報を教えてもらいました。

 

そのショップはコロンバス市内にあるbike sourceというショップです。

 

住所はコロンバスなのにダブリンって書いてあります。ダブリンの方が街の印象いいからなあ。

それはともかく、ここはスペシャの正規ディーラーですが結構規模が大きく、場所がウォルマートなんかも入っているショッピングモール内にあることもあって、ちょっと量販店みたいな雰囲気のお店です。

以前、長いバルブステムのスペアチューブを買いに行ったことがあり、それ以来なんとなくその雰囲気で敬遠してました。

 

でもすぐに対応してくれるってことと、リコール作業なら決まりきった手順でやるだけなので作業品質はあまり要求されないことから、ここに行ってみることにしました。

 

■行ってみた

電話も何もせずに飛び込みで行ってみました。

一応すぐ預けられるようバイクも車に積んで行きました。

 

店に入ってカウンターのお兄さんにターマック持ってるんだけど、リコール対応してくれる?って聞いたら、大丈夫とのこと。

今バイク持ってきてもいいかって聞いたら、いいよ!と即答。

一旦車に戻りバイク持って店に入ったら別のお兄さんが待ち構えていて、速攻で受け付けてくれました。

作業自体はすぐなんだけど、一応フォークにダメージないかチェックするし、出来上がるのは明日になるけど?って言われたので、それでお願いします‼︎って頼みました。

元々持ち込んだのが夕方だったので翌日完成なら文句はありません。

出来上がったらテキストで連絡くれるようにお願いして、バイク預けて帰ってきました。

 

■約束通りできた

翌日午後3時くらいに出来上がったよって言うテキストメッセージが来ました。

さっそく引き取りに行きました。

 

受付で名前言うと作業明細とともにすぐバイクを持ってきてくれました。

名前のスペルが間違ってたのは「あるある」ですね。

費用はもちろん無料です。

 

作業明細の備考欄に、*Brakes are set up moto style."って書いてありました。

ジジイのバイクは日本では一般的ですがアメリカではレアな右レバーでフロントブレーキを操作する設定です。

万一フォーク交換が必要だった場合のために、特殊なセッティングをメモってくれていたようです。

意外といいじゃん、バイクソース。

 

それにしてもmoto styleって言うのね。

初めて知りました。

たしかにオートバイに近い操作系?

 

アパートに帰ってからトップキャップを外して一応チェックしました。

ちゃんとリコール対策品が入ってますね。(向きもOK)

さて、これでまた心置きなく走れるぞ。

 

 

参考にリコール対策品の交換作業のYouTube載せておきます。

いつものフロリダのバイクショップのお兄さんです。

ちなみにお兄さんによるとリコール対策で増える重量は18gとのことです。