■グラベルになっちゃった
以前紹介したジジイが好きなバイクトレールがこちらです。
久しぶりに走りに行ったら、中間区間がグラベル化してました…
グラベル化された区間は、ダンビル〜ブリッジオブドリームズの先までの、モヒカンバレートレール全区間(約7km)です。
もともとこのトレールはコンクリート舗装でアスファルトほどスムースでは無かったのですが、その舗装の上に細かい砂利と砂が撒かれてしまい、走行抵抗は増えるは、グリップは下がるは、バイクは汚れるはで、踏んだり蹴ったりです。
これじゃあ、あまり走りたくなくなってしまうなあ。
風景がいいだけに非常に残念です。
今後どうするかですが、
ダンビルまででグラベルを避けて引き返すと、往復約40kmとなってちょっと短い。
わざわざマウントバーノンまで出かけて40kmというのは少し残念。
反対方向に走ってみようかな。
■目的はなんだろう?
それにしてもグラベル化した目的はなんなんでしょう?
ここからは完全に推測ですが、以下の要因があるのかなと思います。
1. トレールを走る車両の走行速度差を緩和したい。
このトレールは歩行者はブリッジオブドリームズ周辺以外は皆無です。
橋周辺は橋が速度出せない構造でもあるので、通行車両が歩行者に
脅威になっているとは考えにくいです。
通行する車両は自転車と馬車(たまに乗馬)があり、一般に馬車は
15km/hくらいまで、自転車はさまざまな速度で走ってます。
速い自転車の場合、馬車を追い越すことになるのですが、トレールの幅に対し
馬車が結構大きいため、馬の比較的近くを通る必要があります。
それによる危険性を感じた事は今までありませんが、なにせ相手は動物です。
馬がビックリして暴れるリスクは当然あるので、それを避けたかったのでは
ないかと思います。
2. 安全性を高めたい。
馬車との話だけでなく、平均速度を下げたいということもあるかもしれません。
路面ミューが下がり、砂だまりがあるので速度を出すことの危険性が上がり、
かえって安全になるという理屈です。
何か大きな事故でもあったんでしょうか? わかりません。
3. 馬糞の処理?
馬車が通るので、落とし物がいっぱい落ちてます。
それが砂とかに混じると、風化が早まるとか?
■アメリカはグラベルバイクが流行る素地がある
今世界的にグラベルバイクがブームです。
ターマック買った時に仲介してくれた友人が言ってましたが、スペシャはロードは縮小方向でグラベルに力を入れているとのことでした。(ベンジディスコンの理由)
アメリカに住んでいると、舗装路での純粋な速さを追求したロードよりはどこでも走れるグラベルバイクの方が、一般受けしやすいと感じます。
だっていろんな種類のオフロードが山ほどありますから、グラベルバイクの方が守備範囲広く、楽しめますからね。
反面、日本ではジジイはグラベルバイクはあまり使い道がないのではないかと感じます。林道でさえ最近は舗装が多いのでロードで対応可能で、オフロードはMTBじゃないと走れないようなレベルになっちゃって、グラベルバイクにちょうど良い路面がほとんどないのではないかと思うからです。
そういった環境面の違いを無視して、グラベルバイクが流行っているって日本で宣伝しているのを見ると、何だかなあと思います。