■バイクトレールではパンク無し

耐パンク性能を犠牲にして、転がり抵抗ベストのタイヤとチューブに交換してから

約2ヶ月、920kmほどはトラブルフリーで走れていました。

 

 

■一般道走行中にパンク

午後2時過ぎから夕立の予報があったので、アパートから直接出発するコースを走ることにしました。

LSDでのんびり走って20kmを超えたあたりの一般道を走行中、交差点を左折したところでリアの挙動に違和感が…

 

ああ、パンクだ〜

 

耐パンク性能が低いフロントではなく、リアのGP5000がパンクです。

トレッド面をチェックしたら、これじゃあほとんどどんなタイヤでもパンクするってくらいの鋭いガラスの破片が刺さってました。

一般道は車が通る車道を走れれば路面はキレイなんですが、白線の外側はかなり汚れてます。

いつも注意して走ってるつもりですが、避け切れるものでもありません。

今回は不運でした。

 

■道端で修理

早速修理です。

作業自体は簡単なものなので、すぐ終わるはずでした。

空気を完全に抜いて、タイヤのビードを落として、チューブを交換し空気入れ直して終了のはずです。

ところが、タイヤ交換の時に感じた心配が現実になってしまいました。

 

そう、タイヤとリムのフィッティングがタイトで、ビードがリムから落ちてくれないんです。

それでも何とか片側は開始10分くらいで落とせました。

ところが反対側がびくともしません。

 

片側だけでは中のチューブを引っ張り出すことはできても新しいチューブを入れられません。

チューブレスタイヤよりフィッティングがタイトってどういうこと⁇って悪態つきながら悪戦苦闘です。

 

■親切なオハイオの人たち

横を通るたくさんのサイクリストから、大丈夫?とか手伝おうか?とか声がかかりますが、(心の中で泣きながら)にこやかに I'm fine. Thanks! って返します。

 

そのうち、散歩のおばあちゃんが立ち止まって、「さっき、行きの時も見て、帰ってきてもまだやってるから心配で声かけたんだけど、私は手伝えないけど、私の兄弟はサイクリストだから助けになると思うわよ。」って声かけてくれました。

こちらも丁重にお断りすると、今度はクロスバイクのオジサンが戻ってきて、「何かできることないか?本当に大丈夫か?」って…

あまりに長い時間やってるもんだから見かねたんでしょうね…

 

カナダのランドナーのジャージを着たじいちゃんも声かけてくれました。

元気あったらブルベ談義でもしたかった…

 

とにかく、オハイオの人たちは超親切です。

 

■握力ゼロ

そんなこんなで1時間以上ビードを落とそうと頑張って、結局のところ最後に残っている力を振り絞ってビードを引っ張り、なんとか落とすことができました。

おかげで握力はゼロ、親指は力入れすぎて水ぶくれができる始末です。

 

ビードさえ落ちればこっちのもの。

新しいチューブ入れて、空気を入れ直して修理完了です。

修理に要した時間は全部で1時間半でした。

 

■ターマックSL7最大の欠点?

パンク修理に時間がかかってしまい、風が強くなってきて予報より天気が崩れるのが早い感じがしたのと、もう一回パンク修理するのは握力ないし避けたかったので、これ以上距離伸ばしてパンクのリスクを増やさないために、そこから引き返しました。

アパートに着いて5分もしないうちに夕立になり、ギリギリセーフでした。

 

現在、パンク修理のためにリアにはスペアのブチルチューブを入れてありますが、

走行抵抗のためにはラテックスに戻した方がいいでしょう。

ブチルでもラテックスでも厚みが変わらなければ、パンクしやすさは大差ないんじゃないかと思います。出先でのパンク修理は今のタイヤでは本当にやりたくありません。

 

ビードを落とそうと悪戦苦闘しながら、ターマックがチューブレス対応だったら、シーラント入れておけば済むからどれだけ楽で、しかも走行抵抗も下げられるのにって思ってました。

 

ジジイ的には、ターマックの最大の欠点は、ホイールがチューブレス対応じゃないところです。(下位グレードは対応)

ラピードとアルピニスト両方とも非対応なんですが、この前後に出たモデルはチューブレス対応なんですよね。

謎だ…

ジジイは次のマイナーチェンジか何かで対応してくると見ています。

 

■パンク対策?

マイナーチェンジで対応してきても、ジジイのホイールが変わるわけでもないので、

何とかしなきゃいけません。

 

GP5000よりも嵌めやすいタイヤにするか、パナのDグレードみたいな耐パンク性能に特化したタイヤに変えるか…

 

どっちも平均速度を上げるには向いてません。

現状、リア用にはGP5000がベストな気がするし。

いっそのことリアもミシュランの耐パンク性能ゼロなパワーTTにするか?

パンクはするだろうけど、修理は楽。

チューブが何本あっても足りない⁇

 

チューブにシーラント入れちゃうのはダメかな⁇

走行抵抗はいいわけないけど、そこまで悪化しないんじゃ?

というわけで、チューブにシーラント入れるのをちょっと検討してみます。