■独立記念日週間に帰国
昨年はアメリカに残ってバイク乗り倒してたんですが、今年はたった1週間ですが帰国することにしました。
連休なのでアメリカの空港はわりと混雑してましたが、みなさんマスクをちゃんとしてます。
ワクチン接種も南部と違い50%以上の接種率なので、安心感あります。
で、日本に到着後、すっかりおなじみになった水際対策の書類審査と抗原検査を受けました。
毎度、書類審査が非効率的でものすごく時間がかかるのと、行くたびに変わっている書類の書式やインストールすべきアプリの種類、現場に投入されている膨大な人数の係員(雇用対策だとは思いますが、もうちょっとマシなほかの使い道ないんでしょうか?)など、相変わらずの非効率さ。
なんだかわからないような書類をやたらめったら書かされる、中国の銀行窓口の煩雑な手続きを思い出してしまいました。
■ビデオ通話に在日中一回も出れず
そんな状態でも時間をかければ仕事は一応進み、無事入国できました。
今回もワクチン接種有無は聞かれませんでした。
空港からは妻が出迎えてくれた車を運転して自宅まで帰り、めでたく自主隔離に突入しました。
自主隔離期間中に(自主隔離以外で)やるべきことは3つ。
1.毎日11時過ぎに送られてくる健康状態確認メールに14時くらいまでに返答する。
2.ランダムな時間帯に1日2回ほど送られてくる位置情報確認要求に対し、位置情報を送信する。
3.ビデオ通話がかかってきたときは、それに応答する。
健康状態確認メールはいつも時間帯が決まっているし、リアルタイムで応答する必要もありませんので、問題なく返信可能です。
位置情報確認要求もリアルタイムじゃないと送信できなくなるわけではないので、確認要求と時間差があっても送信が可能です。
ところがビデオ通話だけは、当然ですがリアルタイム応答が必須です。
結果から言うと、ジジイは帰国している間、一回も応答できませんでした。
だって、外出先ならともかく、自宅にいるとき携帯電話身に着けてないもん。
始終携帯見てるわけないので、着信があっても気づきません。
気づいた時には着信履歴が残っているという状態でした。
ほかの皆さん、ちゃんと応答できているんでしょうか?
■ジジイ、ビデオ通話に応答する
そんなこんなで1週間の自主隔離の日本休暇を済ませ、昨日アメリカに戻ってきました。
コロンバスの空港で手荷物が出てくるのを待ってたら、携帯に着信があるではありませんか。
なんだろうと思ったら、水際対策のビデオ通話でした。
応答し、言われる通りカメラオンすると、相手はやや詰問口調で「今いるところは自宅ですか?」と聞いてきます。
なので、「オハイオ州コロンバスの空港にいます。申告したとおりの日程で出国済みです。」って返答しました。
さらに自宅に戻ったら今度は健康状態確認メールが来ました。
出国済みなので、これも無視したら今朝、督促と氏名公表警告のメールが入ってました。
もひとつおまけに、位置情報確認要求もオハイオ時間の午前3時ごろに入ってました。
その後、さすがにビデオ通話はかかって来なくなりましたが、数日経って相変わらず健康状態確認メールと位置情報確認要求は来続けています。
■お粗末すぎる
以上よりわかることは、空港での書類に記入した内容は反映されていないってことです。
虚偽申告があるかもしれないから、出国日程と連動していないのかもしれませんが、ジジイにはとてもそんな風には思えません。
それに虚偽申告が発覚した場合は罰則を設ければ済むだけじゃないですか?
無駄なリソース使い過ぎ。
だいたい、もう出国してますよとか、出国予定に変更があった場合の連絡先・登録先がないのもおかしな話です。
それに出国したかどうかはパスポートの記録でわかるはず。
なぜ連携させないんでしょうか?
プライバシーの問題ではないことは確かです。
だって、とっくにGPSで行動管理しているんですから。
この後も引き続きメールなどが来るのか、応答しなくて氏名公表となるのか興味津々です。
ちなみに、位置情報確認要求に対し、オハイオ州で返信したら、「長距離の移動を検知しました。ご連絡させていただくことがございますのでご協力をお願いいたします。」って警告が出ました。
アホだ・・・
ちょっと前にニュースになってた入国者で自主隔離のいろいろに応答しない人が4000人くらいいるって言う中には、ジジイみたいに早期に出国済みの人たちも少なからずいると思われます。
どうしてこれほどまでにお粗末な体制が取れるんでしょうか?
日本という国はここまで劣化してしまったんでしょうか?